仕事だけではなく、趣味やプライベートなど様々なシーンで活躍する軽トラは、車体の価格も安いのが大きな魅力ですよね!
しかし、軽トラを維持する上で欠かせない車検費用はどれくらいするのかご存知でしょうか?
そこで、軽トラの車検について、
- 軽トラの車検にかかる費用
- 車検に必要な書類
- ユーザー車検について
- 少しでもお得に車検を受ける方法
といった内容を、実際に軽トラを貨物登録して所有し、自分で車検を受けていた経験をもとにご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
>>ホリデー車検で車検にいくらかかるかみてみるContents
- 1 軽トラの車検期間は「自家用」と「事業用」によって変わる
- 2 軽トラの車検を受けるときは2種類の方法がある
- 3 軽トラのユーザー車検の費用を調査!
- 4 軽トラの車検を受ける時にかかる費用の内訳
- 5 軽トラの車検を受ける時は車内の荷物は全て下ろす
- 6 自家用で車検を受けた時の車検費用
- 7 事業用で車検を受けた時の車検費用
- 8 軽トラの車検を受ける前に考えておきたいこと
- 9 軽トラの車検で必要な書類
- 10 お店で車検を受ける時に必要な書類
- 11 軽自動車のユーザー車検を受ける時に必要な書類
- 12 とにかく軽トラの車検費用を安くしたい場合はユーザー車検を選ぶ方がいい
- 13 ただし、慣れない人がユーザー車検を受けると逆にマイナスになることも
- 14 ユーザー車検を受ける時の流れ
- 15 車検専門店で軽トラの車検を受けると数時間で終わることも
- 16 少しでも軽トラの車検を安く・早く済ませたいならホリデー車検を使うのがおすすめ
軽トラの車検期間は「自家用」と「事業用」によって変わる

まず、軽トラの車検期間は、
- 乗用車・・・5ナンバー
- 貨物車・・・4ナンバー
によって変わります。
乗用車の場合、新車購入後の初回車検は3年後となっていますが、貨物車の場合は新車であっても初回の車検は2年後となっています。また、その後の車検期間は変わらず2年となっています。
さらに、軽トラは、
- 自家用・・・黄色・白ナンバー
- 事業用・・・黒ナンバー
で分かれ、重量税の金額が変わってきます。
自家用・・・営利目的で車を利用しない場合
事業用・・・営利目的で人や荷物を運搬するために車を利用する場合
事業用の方が重量税が安くなるものの、登録するには運輸支局に届け出なければいけませんし、法令試験に合格することや、最低でも6人の従業員が必要など、条件がたくさんあります。
軽トラの車検を受けるときは2種類の方法がある

軽トラの車検を受ける方法は次の2種類があります。
- お店で受ける
- 自分で受ける
それぞれ費用やかかり時間が違うためご紹介します。
1.お店で車検を受ける場合
お店で車検を受けると言うのは、軽トラをお店に預けて車検に通してもらう方法のことです。
車検をしてくれるお店はたくさん存在しますが、大きく以下の4種類に分けられます。
- ガソリンスタンド
- 中古車販売店
- 車検専門店
- ディーラー
お店によってはキャンペーンを行なっていたり、車検時間が短いところもありますので、複数のお店を比較検討してみるといいでしょう。
2.自分で車検を受けるユーザー車検
軽トラを自分で陸運局の車検ラインに持っていき、車検を通す方法もあります。
書類の用意や点検なども全て自分で行わなければいけないため、ある程度車の整備に詳しい人でなければ難しいものの、お店でにお願いすると必要な車検基本手数料が必要ありませんので、場合によってはかなり安く済ますことができます。
ユーザー車検とお店での車検の料金が気になる方は多いと思います。
ここで一旦ユーザー車検の料金を詳しく説明しますね。
軽トラのユーザー車検の費用を調査!
軽トラのユーザー車検の費用は自家用か事業用かによって金額が変わってきます。
自家用のユーザー車検の費用は、
検査手数料 | 1,400円 |
自動車重量税2年分 | 7,600円 |
自賠責保険24か月加入 | 26,370円 |
合計金額 | 35,370円 |
となっていて、35,370円が合計金額です。
かなり安いですね。
では、事業用軽トラのユーザー車検の費用を見てみましょう。
検査手数料 | 1,400円 |
自動車重量税2年分 | 5,400円 |
自賠責保険24か月加入 | 26,370円 |
合計金額 | 33,170円 |
このように、事業用では33,170円でユーザー車検を受けることができます。ただ、安いとはいえユーザー車検に業者に混ざって車検場に行くというのは勇気がいりますよね。
自分で持っていく手間を考えると、安い価格で車検が受けることができる車検専門店で車検を受ける方がおすすめです。
詳しく内訳を説明していきますね。
軽トラの車検を受ける時にかかる費用の内訳

軽トラの車検を受ける時には、以下の費用がかかります。
- 法定費用
- 車検基本料
- 消耗品交換・整備費用
車検の費用を節約するためには内訳を把握しておきたいので、順に詳しくご紹介しますね。
法定費用
法定費用とは、法律で払わなくてはいけないと定められた費用のことで、
- 自動車重量税
- 自賠責保険
- 検査手数料
の3つは必ず車検の時に納めなくてはいけません。
軽トラの自動車重量税の金額は以下の通りとなります。
- 新車で新規登録する場合
エコカー減税適用 | エコカー減税なし | |||||
免税 | 75%減 | 50%減 | 25%減 | 本則税率 | エコカー減免適用なし | |
3年自家用 | 0円 | 1,800円 | 3,700円 | 5,600円 | 7,500円 | 9,900円 |
2年自家用 | 0円 | 1,200円 | 2,500円 | 3,700円 | 5,000円 | 6,600円 |
2年事業用 | 0円 | 1,200円 | 2,500円 | 3,700円 | 5,000円 | 5,200円 |
- 継続検査時(車検時)
エコカー減税適用 | エコカー減税なし | |||||
免税 | 50%減 | エコカー | エコカー以外 | 13年経過 | 18年経過 | |
2年自家用 | 0円 | 2,500円 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
2年事業用 | 0円 | 2,500円 | 5,000円 | 5,200円 | 5,400円 | 5,600円 |
また、自賠責保険料は、以下の金額を参考にしてみてください。
保険期間 | 1ヶ月 | 24ヶ月 | 25ヶ月 | 36ヶ月 | 37ヶ月 |
保険料 | 5,840円 | 25,070円 | 25,880円 | 34,820円 | 35,610円 |
検査手数料は車検証を発行する時にかかる手数料のことで、ユーザー車検で持ち込み検査をするときに必要な手数料です。
- 指定工場・・・1,100円
- 認定工場・・・1,400円
となっています。
指定工場・・・車検場のような検査ラインを自社工場に持っており、車検の時に陸運局に持ち込む必要がありません。
認定工場・・・地方運輸局にの認定を受けた工場ですが、車検ラインを持っていないため、車両の検査は車検場に持ち込まなければいけません。
※両方とも自動車の分解整備ができる設備やスペースがあり、2級整備士がいる整備工場であることに変わりありません。
車検基本料の相場
お店で車検を受ける時にかかる手数料の整備手数料のことで、お店によって「車検料」や「車検費用」とも呼ばれることも。
車検費用の相場を見てみましょう。
車検を受けるところ | 工場の区分 | 車検基本料金 |
ガソリンスタンド | 車検代行 | 6,000〜18,000円 |
中古車販売店 | 認定工場 | 6,500〜24,000円 |
車検専門店 | 指定工場 | 14,000〜31,000円 |
ディーラー | 指定工場 | 38,000〜43,000円 |
車検基本料はお店の利益に直結する部分のため、単純に検査を代行するところから、点検整備や洗車、コーティングなども追加で行なったりと、お店によって幅広く展開されています。
車検費用を抑えたいと考えるのであれば、車検基本料が安いところを選ぶのが一番手っ取り早いと考えられます。
消耗品交換・整備費用
車検に合格するには、消耗品などの交換が必要になります。
また、消耗品の交換となれば、その部品代と交換工賃と2重の料金が必要になります。
新車購入後の初回車検であれば、消耗品の交換はほとんど必要ありませんが、軽トラなど年数が経っても長く乗り続ける車は、車検時に交換する部品も増えてきますので注意が必要です。
ただし、軽トラの部品は乗用車の部品と比べて値段が安いのが、せめてもの救いとも言えるでしょう。
軽トラの車検を受ける時は車内の荷物は全て下ろす

車検を受ける時は、軽トラの中の荷物は全て下ろさなければいけません。
軽トラは荷物をたくさん積んでいる車のため、車検時に毎回下ろすとなると非常に大変ですので、車検を受ける数日前から徐々に荷物を減らしていきましょう。
自家用で車検を受けた時の車検費用
軽トラを自家用車で車検を受けた時にかかる費用の目安をご紹介します。
※継続検査(2年)・エコカー減税なしの軽トラの場合
・お店で車検を受けた場合(車検専門店)
自動車重量税 | 6,600円 |
自賠責保険(24ヶ月) | 25,070円 |
検査手数料(指定工場) | 1,100円 |
車検基本料 | 20,000円 |
消耗品交換・整備費用 | 10,000円 |
合計 | 62,770円 |
・ユーザー車検を受けた場合
自動車重量税 | 6,600円 |
自賠責保険(24ヶ月) | 25,070円 |
検査手数料(指定工場) | 1100円 |
車検基本料 | 0円 |
消耗品交換・整備費用 | 10,000円 |
合計 | 42,770円 |
※消耗品と整備は10,000円かかった計算になっています。
事業用で車検を受けた時の車検費用
軽トラを事業用で車検を受けた時にかかる費用の目安をご紹介します。
※継続検査(2年)・エコカー減税なしの軽トラの場合
・お店で車検を受けた場合(車検専門店)
自動車重量税 | 5,200円 |
自賠責保険(24ヶ月) | 25,070円 |
検査手数料(指定工場) | 1,100円 |
車検基本料 | 20,000円 |
消耗品交換・整備費用 | 10,000円 |
合計 | 61,370円 |
・ユーザー車検を受けた場合
自動車重量税 | 5,200円 |
自賠責保険(24ヶ月) | 25,070円 |
検査手数料(指定工場) | 1100円 |
車検基本料 | 0円 |
消耗品交換・整備費用 | 10,000円 |
合計 | 41,370円 |
※消耗品と整備は10,000円かかった計算になっています。
自家用・事業用とそれぞれの車検費用をご紹介しましたが、お店に車検を依頼するとなると、お店によっても車検費用が違うため、結局どこが良いかわからない人も多いはずです。
特に、車検のお店選びで重視することは、
- 早く
- 安く
- 安心
この3項目のバランスが取れたところではないでしょうか?
となると、車検時間が最短60分で、車検基本料も19,764円~、おまけに車検時は丁寧な説明「立ち合い車検」があるホリデー車検が一番と考えられます!
軽トラの車検を受ける前に考えておきたいこと

軽トラの車検を受ける前に、その軽トラを車検に通してあと2年乗り続けるほうがいいのか、それとも買い換えた方がいいのかを検討する必要があります。
具体的には、車検を受ける前に次の2つのことを考えておきましょう。
- 10年以上経過した軽トラの車検費用が高くなる
- 車検が切れたり多走行の軽トラでも高く売れる可能性が高い
10年以上経過した軽トラの車検費用が高くなるため買い換えるのも一つの方法

新車から10年以上経過した軽トラの車検費用は高くなる可能性があります。
その理由として、自動車の重量税が高くなることがあげられます。
実際のところ、13年以上経過していると割増しとなり、18年以上でさらに割り増し額が増えることに。
また、10年以上経過している車は、タイミングベルトやドライブシャフトなどの主要な部品の劣化が進むため、交換が必要となるでしょう。
さらに、この交換費用が高く付くのが一番の負担となることに加え、そのほかの部品の劣化も進みます。
特にゴム部品は硬化やひび割れが進み、次々と交換しないといけなくなるため、修理や交換の費用が増えれば車検費用も高くなります。

車検が切れたり多走行の軽トラでも高く売れる可能性が高い

軽トラが最も高く売れる走行距離は3〜5万キロとなっていますが、5万キロを過ぎた車であってもまだまだ現役で活躍しているものがほとんどですので問題ないでしょう。
現に20万キロを超えても活躍している軽トラも少なくありません。
また、軽トラは国内だけでなく海外でも需要が高いため、10年落ちや10万キロ以上走行していたり、車検が切れてしまっても高く売れる可能性があります。
そのため、車検代が予想以上に掛かりそうだと感じたら、無理に車検を受けるのでなく、早めに買い換えてしまうことも検討しましょう。

軽トラの車検で必要な書類

軽トラの車検で必要な書類をご紹介します。
基本的に軽自動車の車検時に必要な書類で、お店で車検を受ける時と、自分で行うユーザー車検を受ける時とで必要なものが異なります。
1.自動車検証(車検証)
車検証と呼ばれており、その車の所有者や車体番号などの情報が全て記載されています。
これがなければ車検を受けることすらできず、コピーでなく原本を準備しなけらばいけません。
車を運転するときは、必ず車検証を積んでいなければいけないと「道路運送車両法」でも定められているため、多くの車は助手席のグローブボックス内に常備されてます。
そのため、車検を受ける前に一度確認しておきましょう。
2.軽自動車税納税証明書
毎年納める軽自動車税がきちんと納められていることを証明するための書類で、車検の時にも必ず必要となります。
毎年5月に管轄の市区町村から納税通知書と一緒に送られてくる納付書に検収の印鑑を押してもらったものとなります。
また、納付書を無くしてしまっても、管轄の市区町村役場や市民センターですぐに納税証明書を取得することもできます。
3.自賠責保険証
車を運転する時には必ず加入しなければいけない自賠責保険に加入していることを証明する書類です。
自賠責保険は対人のみに損害を保証する保険で、自身のケガや対物への補償は適応外のため、任意保険の補助的な役割といった位置付けとなります。
そのため、無保険で車を運転することがないよう、車検の有効期間全ての範囲を含む保険期間の証明書が必要です。
通常は車検期間は通常24ヶ月(2年分)ですので、自賠責保険も24ヶ月加入しますが、車検が切れたタイミングで自賠責保険も切れてしまった場合は、車検を受けるときに運転できなくなるため、1ヶ月余分である25ヶ月の加入となります。
4.点検整備記録簿
点検整備記録簿は、24ヶ月点検や12ヶ月点検といった法定点検をした時など、その車がどのようなメンテナンスを受けてきたかが示されています。多くは車検証と一緒に保管されています。
車検を受ける時の消耗品の交換時期を判断する参考にされたり、車検時に調整した記録を残すために用意しておきましょう。
ユーザー車検を受ける人で、車検前に点検整備を行う場合は、購入時についていた点検整備記録簿を使うか、整備振興会や陸運支局に備えられている点検整備記録簿を350円で購入する必要があります。
自分で点検整備記録簿を記入するのは一般のユーザーでも可能ですが、車の整備技術知識がない人が点検整備記録簿を作成するのは大変危険なので、自分で整備ができない人はガソリンスタンドやメンテナンスショップで点検してもらうことをおすすめします。
5.自動車重量税納付書
車検の時に重量税を納付しますが、重量税額の印紙を貼り付けるための用紙が自動車重量税納付書となります。
車検の窓口に備えられていますので、ユーザー車検の時は当日現地で手に入ります。
6.継続検査申請書
車検の時に車検証をコンピュータで発行する時に必要な書類が継続検査申請書となります。
車検時に全ての検査が終わってコンピュータに入れると記載内容を読み取って車検証を発行してくれます。
軽自動車検査協会窓口に専用の用紙が備え付けられているため、ユーザー車検を受ける時は当日に手に入れて記入しましょう。
記入する項目は、ナンバーや車体番号などの車検証に記載されている内容となります。
7.軽自動車検査票
軽自動車検査票は、車検時に受ける検査項目の合否を記録するための用紙のことです。
検査を受ける車が保安基準を満たしている時に合格印が印字されます。全て合格印が押されれば、窓口で車検証の交付を受けることができます。
8.使用者の印鑑
その車の名義が書かれいている人の印鑑が必要になります。
前項でご紹介した書類を記入する時に印鑑を押す箇所がいくつかあるため、押し忘れてもその場で押せるように車検時は常に常備しておくことをおすすめします。
お店で車検を受ける時に必要な書類
車検に必要なものをたくさんご紹介しましたが、販売店やショップなどのお店で車検を受ける時には、上記でご紹介した、
- 1.自動車検証(車検証)
- 2.軽自動車税納税証明書
- 3.自賠責保険証
- 8.使用者の印鑑
が必要となります。
また、ブレーキなどの足回りを点検する時にホイールを外すため、ホイールナットがロックナットになっていれば専用のキーを用意しておきましょう。
基本的にはお店に全て任せる形となり、車検証や自賠責保険証など、車内に常備している書類があれば車検を受けることができるため、特別に準備しなければいけないものはないと考えてもいいでしょう。
軽自動車のユーザー車検を受ける時に必要な書類
ユーザー車検は全て自分で車検を行わなければいけないため、お店で車検を受ける時によりも必要書類が多くなります。
- 1.自動車検証(車検証)
- 2.軽自動車税納税証明書
- 3.自賠責保険証
- 4.点検整備記録簿
- 5.自動車重量税納付書
- 6.継続検査申請書
- 7.軽自動車検査票
- 8.使用者の印鑑
4.点検整備記録簿は法定点検が終わっている場合に必要となります。また、5.6.7の書類は車検当日に現地で用意できます。
とにかく軽トラの車検費用を安くしたい場合はユーザー車検を選ぶ方がいい

軽トラの車検を受ける時にかかる費用を安い順に並べると、
となります。
とにかく軽トラの車検費用を安くしたのであれば、ユーザー車検を行えば車検基本料の部分をほぼゼロにできますので、大幅な費用節約に繋げることができるでしょう。
ただし、慣れない人がユーザー車検を受けると逆にマイナスになることも
ただし、ユーザー車検には注意することがあります。
もし車検に通らなかった場合、部品交換や再調整で整備工場に依頼すると、その分費用がかかってしまうため、お店で車検を受ける費用と変わらなくなる可能性があります。
また、ユーザー車検を受ける時は自分で陸運局まで車を持ち込み、検査レーンを並ばなければなりませんので、慣れない場合は丸1日かかることもあります。
そのため、ユーザー車検は、
- 車検がスムーズに通るようにある程度程度がいい車
- 不具合箇所や点検を自分で行える知識がある人
- ユーザー車検時を受けるだけの時間が確保できる人
でなければ、反対に時間と労力がかかってしまい、結果的にマイナスになることもあります。
ユーザー車検を受ける時の流れ
ユーザー車検を受けるには、必要書類を用意してから自分で陸運局に持ち込む必要があります。
ただ、場内に入ってしまえば案内通りに進めるだけなので初めてでもできます。
しかし、現地は車検業者やディーラーの整備士なども陸運局への用事があるため、たくさんの人が混み合っているため、慣れていないと順序がよくわからなくなります。
そのため、これからご紹介する車検の流れを頭に入れておきましょう。大まかな流れは以下の通りとなります。
- 予約をする
- 窓口で受け付けをする
- 検査レーンを通す
- 車検ステッカーをもらう
1.予約をする
車検を受けるためには、事前予約をする必要があります。軽トラの車検といっても、軽自動車の車検を受けるところはほかの自動車と違い、「軽自動車検査協会」で予約する必要があります。
インターネットログインして車のナンバーや車検の有効期限が切れる日付けを入力するため、車検証を見て入力しましょう。
車検レーンに並ぶ時間帯もラウンドごとに決まっているため、自分の都合の良い時間に合わせて決めましょう。
2.窓口で受け付けをする
車検場に着いたら、用意した書類を持って窓口で受け付けを行います。
重量税を納める印紙類も窓口で販売しているため、購入しておきましょう。
3.検査レーンを通す
受け付けを済ませたら、車を検査レーンに並べましょう。
検査レーンで検査する項目は、
- 排気ガス検査
- スピード・ライト・ブレーキ検査
- 下回り検査
の順となります。
検査は自分で行わなければいけませんが、検査員が常駐しているため、わからないことは聞くことができますので安心ですね。
検査で不合格になった項目は、近くの整備工場で整備してもらい、再度検査レーンに並びます。
ただし、全て始めからやり直しというわけではなく、その項目だけ再検査してくれますのであまり時間がかからないでしょう。
4.車検ステッカーをもらう
検査レーンで全ての項目が合格したら、軽自動車検査票を窓口に提出すると新しい車検ステッカーと車検証が発行されます。
フロントウインドウに貼り付けられている古いステッカーを剥がし、新しいステッカーを貼り付けて車検が完了です。
車検専門店で軽トラの車検を受けると数時間で終わることも
軽トラの車検を受ける時に気になることが「車検期間」ではないでしょうか?
特に軽トラは事業用で使ったりと日常的に使用する頻度が高い車のため、車検を受けるタイミングが重要だと考えられますね。
車検期間のおおよその目安は、
- ユーザー車検・・・1日
- 車検専門店・・・数時間
- ディーラー・・・数日
となります。
特に車検専門店であれば、「スピード車検」と言い、納車してから数時間で出来上がるところもありますので、車検を受ける時間が無いのであれば、車検専門店で受けることをおすすめします。
少しでも軽トラの車検を安く・早く済ませたいならホリデー車検を使うのがおすすめ

車検の方法や、少しでも安く済ませたいと考えれば、ユーザー車検をおすすめしますが、
- ユーザー車検は初めてで不安
- 自分で点検する時間がない
といった人には向いていないとも考えられますので、そんな時は、ホリデー車検をおすすめします。
ホリデー車検の持ち味は、
- 完全予約制の車検で最短車検時間が約60分とかなり早い
- 点検時は立ち合い説明をしてくれるため整備に詳しくなる
となります。それぞれの特徴を見てみましょう。
完全予約制の車検で最短車検時間が約60分

ホリデー車検は全て予約で管理しているため、入庫してからすぐ車検が開始されます。
また、点検項目ごとに担当スタッフがいるため、同時進行で作業を進められますので、無駄な待ち時間もなく、車検にかかる時間は最短約60分と驚異的な速さです。
また、徹底的に合理化された点検時間その分と分な人件費も削減することができるため、車検基本料金も車検専門店の相場の中でも低めの19,764円〜となっています。
そのため、仕事の合間や仕事終わりに車検を受けるなんてこともできるため、とにかく車検に時間をかけたくない人にとってはピッタリと言えるでしょう。
ホリデー車検は立会い説明もあるため、ユーザー車検で必要なメンテナンスもわかる

通常車検を受ける時は、実際にどのような点検が行われているかなどわかりませんよね。
しかし、ホリデー車検のもう一つの特徴でもある立ち合い説明は、車検をしている現場で部品の消耗具合のチェックなどを丁寧に説明してくれます。
立ち合い説明は、お店など見えないところで車検を受けるときに抱く、
- どんな作業をしているのか分からない
- 値段がわからない
- 自分で判断できない
- 時間がかかる
といった不安を払うために実施されています。
車検時に必要な点検項目も説明を行いながらしてくれるため、ユーザー車検を受けることも考えている人にとって、点検の知識を付けるチャンスにもなります。
そのため、軽トラの車検を受ける時は、
- 車検費用が安い
- スピードも早い
- 立ち合い車検で丁寧に教えてくれる
といった特徴があるホリデー車検で受けてみることをおすすめします!