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タイヤがひび割れたら危険信号! | 原因は?タイヤの寿命を解説!




車を構成している要素の中でも「命を乗せている」部分ともいえるタイヤ。
車を乗れば乗るほどタアイヤがすり減っていきますが、実は乗っていなくてもタイヤは劣化していきます。

タイヤの劣化でいちばん目に付くのが「ひび割れ」です。
タイヤがひび割れる=タイヤの寿命
といっても過言ではないくらい、タイヤのひび割れを放っておくととても危険だということを知っていますか?

タイヤは車の保管状況や使用環境、メンテナンスの方法によって寿命が伸びたり縮んだりもします。

そこで今回は、タイヤがひび割れることで起こり得る危険性やひび割れチェックの仕方などを紹介するだけでなく、タイヤにまつわる豆知識も紹介してきます。




Contents

タイヤのひび割れの状態は2段階

はじめに、タイヤのひび割れにはどのような状態があるのかということを知るところから始めましょう。

タイヤのひび割れは大きく分けると2段階に分類できます。
ここではその2段階のひび割れについて紹介していきます。

その① タイヤ側面がひび割れしている

タイヤのひび割れの第一段階はタイヤの側面から始まります。

タイヤといってもゴム製品ですから、経年劣化してくるとゴム自体が硬くなってきます。
劣化が進んでくると、真っ先に傷み始めるのがタイヤの側面。

1トン以上という車を支えている部分ですから、それ相応の負荷がかかります。
ゴムが劣化しそのしわ寄せがやってくる、というイメージですね。

その② タイヤの接地面(トレッド面)がひび割れしている

タイヤのひび割れの第2段階、というより最終段階ともいえるのがタイヤが地面に接地するトレッド面のひび割れです。

接地面といっても地面と直接触れている部分もそうですが、タイヤの溝の一番深い奥の部分がひび割れていきます。

山道などをタイヤがキュルキュル鳴くくらいまで攻めて走る方やサーキット走行をする方だけでなく、タイヤをよく目一杯切って車庫入れしたり曲がったりする人は接地面の一番外側に負荷がかかりやすいため、この部分からひび割れしていくこともあります。

素人でも簡単にひび割れチェックができる方法とは

タイヤのひび割れチェックをする方法は、ズバリ「目視」です。
・・・というよりこれしか方法がありません笑

タイヤ側面のひび割れであれば車が停まっている状態でも割と容易にチェックすることができますね。

接地面のひび割れ状態を調べるときは、フロントタイヤであれば右か左に目一杯ハンドルを切ればチェックしやすいです。
リアタイヤのひび割れチェックはタイヤを外したりしないと難しいかもしれませんが、明るめのライトで照らしてあげると若干見にくいかもしれませんが確認することもできます。

タイヤのことがよくわからないという人は、まずはフロントタイヤをチェックしましょう。
たいていの車はエンジンが前方に乗っかているので、リアと比べるとフロントタイヤの方が傷みが早い傾向にありますから、フロントタイヤの状態でひび割れや劣化具合を見極めることができますよ。※FRとMR、RR車はリアタイヤの方が減りやすくなっています。

タイヤがひび割れしてる!原因はこれ!

タイヤのひび割れには大きく分けると3つの原因があると考えられます。
その原因とは

  • 時間の経過によるもの
  • 外的要因
  • 放置されている

が挙げられます。

これらの原因について詳細をチェックしていきましょう。

その① タイヤそのものの経年劣化

タイヤのひび割れの最も大きな原因は「経年劣化」です。
そもそもタイヤはゴム製品ですから、時間の経過とともに劣化して(傷んで)いきます。

ゴム製品の劣化の症状では「ゴムの硬化」がいちばんわかりやすいかと思います。

タイヤは、使うことによる発熱(路面から伝わる熱など)によって少しずつ劣化していきます。
最初のうちはその劣化を食い止めるためにタイヤに配合された「劣化防止剤」が効果を発揮しますが、その効果が時間の経過とともに少しずつ薄れていきます。

そのため、使用年数が長くなればなるほど劣化が進行していくのです。

その② 紫外線や大気に触れるなど外的要因による劣化

何度もお伝えしていますが、タイヤはゴム製品です。

ゴム製品は、大気中に含まれている成分(酸素やオゾン等)や紫外線、油や水分にふれることで劣化が進行していきます。

特に直射日光を浴びる(=紫外線を浴びる)ことがタイヤにとっても非常に良くないことで、紫外線とゴムの成分が化学反応を起こしてひび割れしやすくなるのです。

直射日光以外では、油分が大敵と言えます。
洗車が好きな人は、タイヤを黒々と輝かせるためにタイヤワックスを塗ったりする人が多いですよね。
実はタイヤワックスに使われている成分には、タイヤに良くない効果をもたらす成分が含まれている場合があるのです。
こちらに関しての詳細は後述しますが、こういった外的要因によってタイヤが劣化し、最悪の場合ひび割れを起こしてしまうという場合があります。

その③ 車を動かさずに放置している

3つ目のこの原因は「なんで?」と思う方もいるかもしれません。

車動かさなければタイヤの劣化は遅いんじゃないの?
と思われがちですが、実は違うのです。

車に乗らない、ということは、車の手入れも行わない
ということになりませんか?

タイヤには空気が入っていますが、車に乗らなくてもタイヤの空気は時間を追うごとに減っていきます。
車に乗らないとタイヤの一定部分(設置している部分)に負荷がかかってきますが、それに加えて空気圧の減少がタイヤに通常以上の負荷を与えてしまうのです。

タイヤの空気圧が低いまま車を放置しているとタイヤに膨大な負荷がかかってしまい、タイヤの劣化を早めるだけでなくタイヤの変形といった良くない事態になりかねません。

あまり車に乗らなくても、少し動かしてあげたりタイヤの空気圧を管理してあげることでタイヤにかかる負担を減らすことができますから、これがイコールでタイヤの劣化やひび割れを防ぐ(遅らせる)ことにつながっていくのです。

買ってからたった2年でタイヤがひび割れしてしまった!なんで?

一般的にタイヤの寿命は3年~5年とされています。
ですが、タイヤが置かれている状況(車の保管状況)によってその寿命が延びたり縮んだりもします。

新車を購入したりタイヤ交換をしたりしてまだ2年ほどしか経っていないのにタイヤの表面にひび割れが発生する、ということは決して珍しくはありません。
装着していた(購入した)タイヤの品質が悪かった可能性も否定はできませんが、それよりもタイヤの保管状況がどうだったのか、という点に着目してみましょう。

  • 車は屋外駐車で、さらに直射日光を浴びやすい状況だった
  • 車に乗っても週末のちょっとした買い物程度で全く走行距離が伸びていない
  • タイヤの空気圧チェックを1ヶ月に1回行っていない
  • タイヤに負荷のかかる保管状況(駐車場が砂利など)かどうか

これらの状況にひとつでも多く当てはまるようであれば、車(タイヤ)の保管状況に問題があったと言っても過言ではありません。

実際に筆者がディーラーの営業マン時代に、新車購入から2年半経過したお客さんの車(コンパクトカー)のタイヤがひどくひび割れしました。
その時の状況が
「月に150km程度しか乗らず、駐車場に車をほぼ放置(乗らない時もあった)、駐車場のレイアウトが南向きで直射日光をよく浴びる」
といった感じで、先ほど挙げた例によく当てはまっていますよね?

こういった状況だと、タイヤの劣化が非常に早く進行してしまうのです。

その時のお客さんも「たった2年半ぐらいでタイヤがダメになってしまうなんて・・・」と嘆いていましたが、仕方ないと話していましたね。

アジアンタイヤはひび割れしやすい?

先ほど挙げた事例は国産メーカーのタイヤを装着していた車の話。

ですが、
「価格の安いタイヤ(アジアンタイヤなど)に交換したら2年持たなかった」
といったこともありました。

アジアンタイヤはインターネット通販が普及したことによって最近になって購入する人が増えてきました。

アジアンタイヤの特徴としては

  • とにかく低価格
  • 近年性能が向上している

といった点があります。

特に価格がとにかく安く、それなりの品質であるということでコストパフォーマンスに優れているということから購入する人が増えてきています。

ですが、値段相応の理由があることも覚えておきましょう。

その理由とは「国産メーカーと比較すると、数世代前の性能(品質)である」ということ。
つまり、最新の技術で製造をされていない(=劣化の速度が速い可能性がある)ということは覚えておいた方が良いですね。

余談ですが、アジアンタイヤもランクによっては乗り心地が低下したりロードノイズがひどかったりとあまりいい評判を聞かなかったりもします。

逆に良い評判もありますから、感じ方には個人差があるのかもしれませんね。

そんなアジアンタイヤですが、種類によっては品質のいいものもあります!
アジアンタイヤについてまとめた記事もありますので、読んでみてください!

>>アジアンタイヤは大丈夫?利点・欠点や車種別おすすめタイヤをご紹介!

>>ATR SPORTを購入・取付したレビューとATRラジアルを解説!




タイヤがひび割れしてたら車検は通る?通らない?車検合格の基準は?

車に乗っていると必ずやってくる車検。
車検の際にタイヤにひび割れがあると車検に通らないのか、という疑問が出てくるかと思います。

答えは「NO」で、基本的にタイヤにひび割れがあっても車検には通ります。
ですが、検査官によっては車検に通らない可能性があるという点は覚えておきましょう。

タイヤのひび割れにも段階があると序盤に説明しましたが、軽微なひび割れであれば車検時に指摘されることはないでしょう。
指摘されたとしても「タイヤがひび割れ始まってるから早めに交換してね~」ぐらいの軽い感じで済むはずです。

ですが、深刻なひび割れがあった場合はそうはいきません。
タイヤは車の中でも最も重要な「人間の命を乗せて走っている」パーツですから、タイヤが原因で万が一のことが起こった場合は車検を担当した検査官にも責任が及んでしまうかもしれません。
そうならないようにひび割れがひどい場合は車検に合格しない(車検に通らない)可能性があるのです。

ちなみにタイヤの部分だけで見た車検合格の基準は

  • タイヤの残り溝が1.6mm以上ある

これだけです。
ですが、検査官によっては片べりがひどかったりするだけでも車検不合格となる場合がありますから、タイヤの日常点検は頻繁に行うようにしましょうね。

ひび割れを起こしたタイヤで走るのはバーストの恐れが!

ひび割れしたタイヤを装着した車に乗り続けるということは、それ相応の危険性が伴います。
その危険性の代表格が「タイヤのバースト(破裂)」です。

走行中にタイヤが破裂したらどうしよう・・・?
タイヤが破裂したらどうなるの・・・?
破裂したまま走れるの・・・?

こんな疑問が出てくるかもしれません。
状況によってはタイヤのバースト=命の危険となり得る場合がありますから、よーく読んでおいてくださいね。

タイヤがバーストしたらどうなるの?

劣化したタイヤで走行しているとき、突然タイヤがバーストしたらどうなるのでしょうか。

結論から言うと「とにかく危ない」ということです。

【例1】
走行中に前輪のどちらかがバーストしたら、バーストしたタイヤの方向にハンドルが持っていかれます。
最悪の場合はコントロールが効かなくなります。

【例2】
走行中に後輪のどちらかがバーストしたら、前輪同様に車のコントロールが効きにくくなります。
最悪の場合はスピンして車が何回転も回るということも考えられます。

基本的にタイヤのバーストは走行中にしか起きません。
しかも一般道を走っているときではなく、バイパスや高速道路といった走行中の速度域が高い状態で起きることが多いです。

走行速度に比例して、タイヤのバースト時の危険性も高まっていくということはとても重要なことですから、覚えておきましょうね。

ひび割れしたタイヤで走行するとバーストの可能性が格段に上がる

起きたら非常に怖いタイヤのバーストですが、劣化してひび割れしているタイヤの場合、状態の良いタイヤと比較をするとバーストの可能性が格段に上がっていきます。

タイヤがひび割れしていると、その個所から破裂する確率が上がります。

タイヤのバーストは
「路面を走行している際に発生する熱によりタイヤの空気圧が上昇し、それにタイヤが耐えきれなかった場合に起きる」
ということですので、タイヤの空気圧が上昇したときに劣化している箇所(ひび割れしている箇所)からバーストしやすくなるのです。

わかりやすい例えで話をします。
乾燥してひび割れしているお餅を焼いていると、ひびが入っているところからプクーッと膨らんでいきますよね?
このお餅がタイヤであると思えばイメージしやすいかと思います。

とにかくひび割れしているタイヤはバーストの危険と隣り合わせであるということに間違いはありません。

特に夏場の走行はさらに危険

タイヤのバーストの原因は、走行中のタイヤの空気圧の上昇にタイヤが耐え切れなかった場合に発生しますが、実は季節的な要因も考えられます。

特に路面温度が高温になる夏場はタイヤバーストの危険性が非常に高まっていくのです。

走行中のタイヤの空気圧は、気温や路面温度の低い秋や冬の時期よりも高温になりやすい夏の時期の方が高くなります。

例えば、夏場の停車時(自宅駐車場での駐車時)にチェックしたタイヤの空気圧が2.8kPaの場合、30分ほど一般道を走行しただけで2割ほど高い3.4kPaまで上昇します。

路面温度が高かろうが低かろうが、冷間(車を動かしていない状態)と温間(車を動かしたあとの状態)のタイヤの空気圧は変わりますが、路面温度が高くなればなるほど温間時のタイヤの空気圧は高くなる傾向にあります。

タイヤそのものは規定の空気圧より高くなった温間時でも耐えられるような設計になっていますが、ひび割れしている劣化した状態のタイヤではその耐久性が低下していきますので、バーストしやすい環境下にあるということです。

さらに、高速道路を走行しているときは走行速度が高くなってよりタイヤの空気圧が上昇しやすくなります。
高速道路でタイヤがバーストすると、車のコントロール性を失うことも大いにあり得ます。
最悪の場合、大事故につながることになりかねませんので、高速道路をよく利用するという方は「タイヤのひび割れを発見したら即タイヤ交換」という意識を持つことが大切です。

タイヤをひび割れさせないための方法ってある?

タイヤがひび割れするとバーストなどの危険が高くなるということが分かったかと思います。

それではタイヤをひび割れさせなければ長く使えるよね?
と思うかもしれませんが、実際のところ劣化を停めることはできません。
ですが、タイヤの劣化を遅らせるということは可能です。

ここでは、タイヤのひび割れを遅らせるための方法を紹介していきます。

紫外線の当たらない場所に車を保管する

タイヤをはじめとするゴム製品にとって天敵といえるのが「紫外線」。

車を乗っている以上は避けることができませんが、少しでも紫外線に当たらない対策をとることが対策です。

簡単にできる対策はズバリ「駐車場での保管方法を見直す」こと。
車に乗っている時間よりも駐車場に置いてある時間の方が長いという人の方が圧倒的に多いかと思います。
ですから、車の保管方法を変えることが最善の策といえます。

極端な方法ですが、車を屋内の駐車場に保管すれば紫外線をシャットアウトすることができますよね。
マンションやガレージ付きの豪邸に住んでいればこういった対策をとることができますが、屋根もない駐車場に止めざるを得ない人の場合は「ボディカバー」を掛けることで紫外線を避けることができます。

カバーを掛けたり外したりする作業が大変ですが、これをすることによって紫外線からタイヤだけでなく車内のシートやダッシュボードなどの日焼けを防ぐこともできますよ。

タイヤワックスを塗らないor種類を変える

洗車を小まめにする人の中には「タイヤがつやつやになった方がカッコいい!」ということでタイヤワックスを使うという人もいるかと思います。

実はタイヤワックスの選び方によってはタイヤに悪影響を与える可能性があるのです。

タイヤワックスの成分には

  • 油性
  • 水性

2種類があります。

水性タイプを使っていれば問題はありませんが、油性タイプのタイヤワックスはタイヤのひび割れを助長するのです。

石油タイプのタイヤワックスは、光沢や艶が良く出るため見栄えが良くなりやすく、さらに耐久性も良く安価です。
しかし中に含まれる石油系溶剤や界面活性剤によって、タイヤに配合された劣化防止剤を閉じ込める効果があり、タイヤに悪影響を与えます。

石油タイプのタイヤワックスを使っているという方は、使用をやめた方がタイヤが長持ちしますよ!

筆者のおススメは「シュアラスターのタイヤワックス」です。
価格ややや高価ですが、艶もよく出てタイヤが長持ちしますよ!

車をこまめに動かす(空気圧チェックをこまめにする)

いくら紫外線に当たらない場所に車を保管していても、全く乗らなかったのでは意味がありません。

1トン~2トンもの重量がある車を支えているタイヤ。
重い車だとタイヤ1本あたり500kgもの重量がかかります。

車を動かしていないと、一点に重量が集中してしまうのでタイヤに相当な負荷がかかります。
車を動かしてタイヤにかかる重量を分散させることで、負荷が減っていきます。

さらにタイヤの空気圧も重要です。
タイヤの空気圧が甘い(減っている)と、その分タイヤ本体にかかる負荷が増します。
こまめにタイヤの空気圧をチェックすることを心がけましょう。

筆者のおすすめは1ヶ月に1回の空気圧チェック。
タイヤの空気圧は1ヶ月に0.1kPa減少するといわれていますから、最低でも月1チェックは必須ですね。

タイヤの空気圧チェックはディーラーやオートバックスなどのカー用品店やガソリンスタンドで行ってもらうイメージですが、ツールを購入しておけば自宅でも簡単にチェックすることができておススメですよ!




タイヤの交換時期っていつ?ひび割れ以外の目安とは

タイヤがひび割れし始めたら危ないので交換の目安ですが、ひび割れ以外の交換時期の目安がわからないという方も多いはず。
この記事ではよく「タイヤの劣化」と言っていますが、この劣化具合を調べる方法がどのような物なのかということを紹介していきます。

タイヤの製造(使用開始から5年以上経過している

タイヤは紫外線や空気中の成分によって劣化していきます。
保存状態にもよりますが、タイヤメーカーのグッドイヤーによると、タイヤを使い始めてから5年が経過したタイヤは交換の目安とのことです。

ですがこれはあくまでも一般的な目安ですので、長く持って5年程度という認識でいた方が安心して車に乗れます。

元ディーラー営業マンの筆者が考えるタイヤ交換のオススメのタイミングは、使用開始(購入)から3年~4年程度経過したあたりです。
車に乗っていてもいなくても、この時期を過ぎると乗り心地の変化やロードノイズ(走行中に路面から伝わってくる騒音)が大きくなってきます。
タイヤメーカーのいう寿命よりも短いですが、タイヤは命を乗せて走っている部品ですから、早め早めに交換をしていくことがより安心ですよ。

もし仮にタイヤを使い始めた時期がわからないという場合は「タイヤの製造時期」を確認しましょう。

実はタイヤの側面には「製造年と製造週」が刻印されています。

こちらの画像は筆者の車のタイヤ(ブリジストンのエコピア)です。

ブリジストンのタイヤの場合は
「XXYY」といったように4桁の数字が刻印されています。

この刻印の意味は
XX:製造週
YY:製造年の下2桁
となっています。

先ほどの筆者のタイヤには「1618」との刻印がありましたので、
2018年の16週目(4月の4週目)
ということになります。

ブリジストン以外のメーカーのタイヤ(ヨコハマタイヤダンロップミシュランタイヤ)の場合も同様ですから、メーカー問わず製造年と製造週がチェックできますよ!

タイヤの溝が4割以下になっている

タイヤは使えば使うほど(乗れば乗るほど)すり減っていきます。

タイヤの溝が減っていくと

  • グリップ力の低下
  • 濡れた路面で滑りやすくなったりブレーキの利きが悪くなる
  • ロードノイズが大きくなる
  • 乗り心地の低下

といった症状が現れてきます。

特にタイヤの残り溝が4割以下になるとこの症状が顕著に出てくることが多いです。

車検に合格する残り溝の基準は余裕で超えていますが、安全や快適なドライブをするためにはタイヤの残り溝が4割以下になったら交換時期と考えた方が良いと思います。

ちなみに、新品タイヤ溝は8mmです。
8㎜の4割である3.2mm以下になったらタイヤ交換を検討していきましょう。

タイヤのゴムが硬くなっている

タイヤだけでなく、ゴムでできた製品は大気中の成分などによって劣化します。
その劣化における代表的なものとして「ゴムの硬化」が挙げられます。

ゴムが硬くなると、弾力性がなくなるということは皆さんご存知かと思います。

タイヤの場合、硬くなると前述したロードノイズが大きくなったりグリップ力が低下したりと様々な弊害が出てきます。

タイヤの種類によっては、スポーツタイヤのように通常よりも柔らかめに作られているものもあり、こういったものはゴムの硬化が顕著にわかります。
ですが、最近はエコカーが多くなってきたため、もともと硬めのゴムを採用したエコタイヤが主流となってきています。

そのためエコタイヤなどでは手で触ったりしてもゴムが硬くなったかどうかがわかりにくくなっているので、ロードノイズがうるさいと感じたり濡れた路面での食いつきわ悪くなったと感じたら交換した方が良いでしょう。

【番外編】スタッドレスタイヤの交換目安は?溝があったら使える?

今まではいわゆるサマータイヤ(夏タイヤ)の寿命やタイヤのひび割れ、交換時期に関してのお話でした。
では、雪国での必需品でもありウインターレジャーには欠かせない冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)の交換時期や目安について考えていきましょう。

ここではまず、サマータイヤとスタッドレスタイヤは「全くの別物である」ということを覚えておく必要があります。

スタッドレスタイヤは、雪が降って滑りやすくなった路面や凍結路面で車が滑らないように路面に食いつく(グリップ)するために特殊な構造がされています。

そのため、サマータイヤと比べると

  • 溝が深い
  • 接地部分の構造が特殊
  • 柔らかいゴム(コンパウンド)

といった特徴があります。

特に3番目のゴム(コンパウンド)が柔らかいというのが非常に重要で、ゴムが劣化して硬くなってしまうとタイヤ本来の性能が引き出せなくなります。
そうなってしまうと、スタッドレスタイヤであっても雪道や凍結路面などで走行するのが困難となります。

ですからサマータイヤよりも比較的寿命が短いとされていて、走っていなくても3年(3シーズン)使ったタイヤは本来の性能が発揮できないとされているのです。

ちなみに筆者もスタッドレスタイヤを保有しているのですが、タイヤのの寿命と知っておきながらも4シーズン目に山形県の豪雪地帯を走ったところ「発進時にグリップせずに滑ってしまう」という事態に陥りましたので、3シーズンが寿命というのは守った方が身のためと言えますね。

たとえ3年経っていなくても、タイヤの溝が半分以下になるとスリップサイン(1.6mm)の溝のほかに「プラットフォーム」と呼ばれるスタッドレスタイヤの寿命を表すサインがあり、プラットフォームが露出するとスタッドレスタイヤとして使い物にならなくなってしまうのです。

つまり、スタッドレスタイヤは

  • 買ってから3年間(3シーズン)
  • タイヤの溝が半分減った

このいずれかのタイミングがやってきたら寿命であり交換時期であるといえます。

ちなみに放置しているスタッドレスタイヤ付きのホイールは買取して貰うことができます。わざわざ汚れてしまったホイールとタイヤをオートバックスにもっていって交換するくらいなら、一旦処分してしまった方がトータルでみると安くなる可能性はかなりあります。

ホイール付きスタッドレスなんて冬季の間だとすごくやすくなりますもんね。

タイヤ&ホイールの買取だとタイヤ買取ナンバーワンというサービスがおすすめですので、邪魔なタイヤ&ホイールがある方はこちらで売ってしまいましょう。

>>タイヤ買取ナンバーワンの口コミ評判は?失敗しないタイヤの処分方法をご紹介

タイヤの残溝があればひび割れしていても問題ない?

車に乗っている人の中には
「タイヤなんて溝さえあればひび割れしてようが全く問題ないよ!」
という人がいたりします。

こういった方に声を大にして伝えたいのが
「タイヤが古くなったら本当に危険だからそのままの状態で車に乗らないでください!」
ということです。

最後に改めてタイヤのがひび割れや劣化についてまとめていきたいと思います。

タイヤがひび割れしていなくても劣化はしている

タイヤは距離を走っていてもそうでなくても紫外線や大気中の成分によて劣化していきます。

劣化が進むとタイヤ自身が悲鳴を上げていきます。

タイヤは古くなっていくとゴムが硬化していき、最終的にひび割れをしていきます。
タイヤがひび割れしたら、人間の身体に置き換えると「何かしらの病気にかかった状態」を表しています。

いわばタイヤ自身が出しているSOSということですよ。

タイヤの劣化によって起こる症状とは

タイヤが劣化していき、ひび割れを起こすと

  • バースト(破裂)の危険性が向上する
  • 乗り心地が悪くなる
  • ロードノイズが酷くなる
  • 濡れた路面で滑りやすくなる
  • ブレーキの利き(制動距離)が長くなる

といった症状が出てきます。

特にタイヤがバーストすると、自身の車だけでなく他人の車も巻き込む大事故につながる恐れがあります。気をつけましょう。

まとめ

タイヤのひび割れは一言でいえば「タイヤが出す危険信号」です。

車に乗っている以上、タイヤは命を乗せて走っている最も重要な部品ですから、しっかりとタイヤの管理をすることを強くおススメします。

タイヤのことに関してわからないことや、自分自身でチェックや点検ができないといった場合はタイヤのプロに相談し、「タイヤの主治医」と呼べるような人を見つけ出しましょう。