近年人気のクロスオーバーSUVのジャンルの中でも、個性的な外観が印象的なのが日産の「エクストレイル」です。
今回はエクストレイルを新車で購入する際、車両本体価格をできるだけ値引きしてもらって購入するための心得や値引き交渉術をご紹介します。
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Contents
エクストレイル出来るだけ値引きで買いたい!値引き額の限界はいくら?
「できるだけ値引きしてもらって購入する」とはいっても、具体的にどの程度の金額が値引きが可能なのでしょうか。まず最初に「値引き目標額」を確認・設定しておきましょう。
今回の記事では、さまざまなグレードがあるエクストレイルの中から購入対象車を《20X HYBRID 2列 5人乗り 2WD》に設定して、目標をご紹介します。
「20X HYBRID」は、車両本体価格は2,925,720円(税込)です。
自動車購入の際、車両本体価格の5〜10%引きが、値引きの相場と言われています。
そこで、この記事では値引き相場の上限29万円を「値引き目標額」と設定します。
車両本体価格の値引き交渉以外のコストカットの方法も、記事の後半でご紹介します。
エクストレイルの本体価格を値引き交渉のポイント5点をご紹介
ここからはエクストレイルの新車を購入する際に押さえておくべき、値引き交渉のポイントを5点ご紹介します。
- 事前準備で競合車種をリサーチ、見積もりをもらっておこう
- 最初の来店で成約しない、2〜3回目で商談で成約を
- 他の車種も検討中であることを明言しよう
- 値引きしてもらいやすい時期に商談を
- 下取りやオプションの相談は本体価格交渉後に
それぞれのポイントを説明していきます。
1・事前準備で競合車種をリサーチ、見積もりをもらっておこう
購入する車はエクストレイルを決まっていても、値引き交渉をするなら必ず競合車種のリサーチをしましょう。
さらに強い交渉の切り札がほしいなら、他社で競合車種の見積もりも出してもらって、それを持参の上エクストレイルの商談に臨みましょう。
なぜ、エクストレイルだけでなく、競合車種のリサーチも必要なのでしょうか。
それは、営業マンに「競合車種とエクストレイルを比較検討している見込み客」とあなたを認識してもらうためです。
「エクストレイルの○○がいいなと思っているのですが、▲▲は××(競合車種)の方がいいなーと思って迷っている」
という風に具体的に、エクストレイルや競合車種のメリット・デメリットを把握し、比較検討していれば「価格などの条件次第ではエクストレイルを購入しそうな見込み客」と言う印象づけができます。
営業マンはエクストレイルを選んでもらえるよう他社との差別化を図るために、価格やサービスで努力をしてくれます。
しかし、競合車種をリサーチしていることをアピールするのも大切ですが、過剰に煽ると逆効果になる場合もあります。営業マンが親身に相談に乗ってくれるような言動を心がけましょう。
エクストレイル20X HYBRIDの競合車種は下記の3車種をリサーチしておきましょう。
- トヨタ・G(2WD)
それぞれの車種についての詳細はこの記事の後半でご紹介します。
2・最初の来店で成約しない、2〜3回目で商談で成約を
競合車種をリサーチの上、エクストレイルの商談に行って値引き目標額に近い価格が出たとしても、1回目の商談で即決購入するのは避けましょう。
まれに最初の来店時にキャンペーンの日程の関係などで「今日決めて決めてくれたらこの価格」とクロージングを急ぐ営業マンもいますが、それでも「お願いするなら今日返事をしますが、一旦冷静になって(家族と相談して)来ますね。」と一旦引き上げましょう。
上記のように営業マンに急かされることがないなら、2〜3回来店して競合車種ともしっかり比較検討している姿勢を営業マンに印象づけましょう。
そして、2度目、3度目の商談の際に「考えてみたんですけどエクストレイルの○○の点が気にかかってはいるんですよね」と行った感じで追加の値引きが引き出せないか探ってみましょう。
1回目では引き出せなかった値引きの提案が、2度目、3度目の交渉で営業マンから出てくる可能性は十分にあります。
1回目の商談で「今日決めてくれたら」と返事を急かされる場合も、一旦その場を離れ冷静に判断しましょう。提案された値引き価格で納得してその日のうちに返事をする場合でも、返事をする前に「エクストレイルの○○の点が気にかかっているんですよね。」と追加の値引きが引き出せないか粘ってみましょう。
機能や性能で差別化ができない場合は、値引き提示でカバーしてくれる可能性があります。
3・他の車種も検討中であることを明言しよう
ここまで説明した通り、エクストレイルの値引き交渉のためには、競合車種のリサーチの上、複数回の商談の上購入を決定します。
エクストレイルの商談をする際には、事前にリサーチした競合車種と比較検討していることを営業マンに隠さずはっきり伝えておきましょう。むしろ、競合車種のディーラーで出してもらった見積書も商談しているテーブルに出しても良いです。
「他の車も検討しているというと、営業マンが気分悪がるのではないか」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
営業マンから見れば、他の車の含めリサーチしている人は、条件によっては成約の可能性がある「確度の高い見込み客」になります。エクストレイルの購入に踏み切ってくれるよう価格やサービスで魅力的な条件を提示してくれる可能性が高まります。
4・値引きしてもらいやすい時期に商談を
乗り換え前の車の車検の日程の都合などで購入を急ぐ場合以外は、新車の購入の商談をする時期に気を配りましょう。
自動車営業に限らず、一般的な営業は月間、中間決算期、決算期など節目ごとの売り上げなどの数値目標を元に営業活動を行います。
そのため、節目ごとの期末(毎月末、9月末、3月末)の時期で、目標の進捗がいまひとつ、または、目標達成までもう少し!という場合は、期間内の成約を狙って、良い条件提示が出やすい場合があります。
また、営業側の都合だけでなく、購入する側の懐が潤っているボーナス時期(7月、12月)ころはセールをしています。懐が潤って財布紐が緩んでいる時期に出来るだけ多く成約に繋げられるよう、この時期も顧客にとって良い条件提示が出やすい時期です。
競合車種のリサーチや見積もりを出してもらった上で、年度内の節目の時期や、ボーナスシーズンにディーラーに出向くことをおすすめします。
5・下取りやオプションの相談は本体価格交渉後に
車の商談の際見積もりを出してもらう際に、下取りやオプション装備の要否を確認されます。
確認された場合、下取りは「今の車は友達(家族)に譲るかもしれないので、下取りなしで見積もりは出してください。」と返答しましょう。
また、オプションなどの装備も「購入する車が決まったらゆっくり考えたい」とても言って、必要最低限の範囲で見積書に入れてもらって、あまり豪華なオプションは自分から付加しないようにしましょう。
なぜ、このような対応をとるかというと、交渉の序盤では車両本体価格の値引き交渉に意識を集中させるためです。
車両本体価格と一緒に下取りやオプションの話をすると、下取り価格やオプション価格のわずかな色付けで、差引の支払い額にお得感が出てしまい本来交渉すべき車両本体価格の値引きへの意識が希薄になります。
交渉次第で追加値引きが引き出せる程度の車両本体価格でなのに、トータルの金額を見て納得して成約しては勿体無いケースもあります。
そのため、車両本体価格の値引き交渉をしている時には、下取りやオプションについては自分から積極的に交渉のテーブルに一緒に挙げないようにしましょう。
車両本体価格が納得いく水準まで値引きしらもらえたころに、「やっぱり今の車を下取りに出そうかな、と思っています」と言った具合で話題に出して見積書に反映してもらいましょう。
オプションに関しては、フロアマット、ドアバイザー、純正ナビなど、あえて純正品を最初に装備しなくても、社外オプションを自分せ準備してコスト削減する方法もあります。この方法については、記事の後半で詳しくご紹介します。
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値引き交渉の要・競合車種のリサーチで押さえておくべきポイントをご紹介
今回、この記事ではエクストレイル20X HYBRIDの競合車種として下記の3車種を挙げました。
- トヨタ・CH-R G(2wd)
- スバル・フォレスター アドバンス(AWD)
- 三菱・アウトランダーPHEV GLimitedEdition(4WD)
(エクストレイル20XHYBRIDは2WDですが、競合車種のバイブリッドクラスに4WDのラインナップしかない場合は、4WDを比較対象としています。)
ここからは、購入検討対象である「エクストレイル20XHYBRID」と上記の3車種を比較して、それぞれのメリット・デメリットを探り、値引き交渉のカードとして使えるように情報を整理します。
エクストレイル 20XHYBRID (2WD) |
CH-R G (2WD) |
フォレスター アドバンス (AWD) |
アウトランダーPHEV GLimitedEdition (4WD) |
|
価格(税込) | 2,925,720円 | 2,929,400円 | 3,099,600円 | 3,939,840円 |
燃費(JC08モード) | 20.8Km/L | 30.2Km/L | 18.6Km/L | 18.6Km/L |
主要装備 | LEDヘッドランプ、リモコンオートバックドア、本革巻ステアリング、本革シフトノブ、アドバンスドドライブアシストディスプレイ搭載 | 自動パーキングブレーキ・ブレーキホールド自動防眩インナーミラー、LEDヘッドランプ、オートワイパー(雨滴感知式)搭載 | LEDヘッドランプ雨滴感知オートワイパー/オートライト本革巻ステアリングホイール(ステアリングヒーター付)本革巻セレクトレバー 搭載 | マルチインフォメーションディスプレイ、ヒルスタートアシスト、LEDヘッドライト、充電機能(普通充電+急速充電) 搭載 |
安全装備 | サポカーSワイド(被害軽減ブレーキ、踏み間違え時加速抑制装置、車線逸脱警報、発進ライト)に該当。
ヒルスタートアシスト、車線逸脱防止システム、後側方車両検知警報、後退時車両検知警報、ふらつき警報、クルーズコントロールはメーカーオプションで追加可能。 |
トヨタセイフティセンス搭載(プリクラッシュセイフティ、ミリ波レーダー+単眼カメラで衝突回避支援、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
ブラインドスポットモニター、車両接近警報装置、ヒルスタートシスト搭載 |
アイサイト コアテクノロジー搭載(プリクラッシュブレーキ、後退時ブレーキアシスト、AT誤発進抑制制御、AT誤後進抑制制御、ツーリングアシスト、全車速追従機能付クルーズコントロール、定速クルーズコントロール、車線逸脱抑制、車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発進お知らせ機能)
アイサイトセイフティプラス(運転支援機能)搭載 |
e-Assist 搭載(衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報システム、レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビーム、誤発進抑制機能)
マルチアラウンドモニター標準装備 |
特徴 | 12色の豊富なカラーバリエーション。オリーブグリーン、ギャラクシーゴールドなど他では選べない個性的なカラーを選ぶことができる。 | 単色で8色、ツートンで8種の全16パターンの中からカラーリングを選択可能。ラディアントグリーンは他のSUVにはない特徴的な色。 | ドライバーモニタリングシステム(ドライバーを認識し車内環境をドライバーに合わせて自動で調整、走行中のドライバーの動きを認識し安全支援するシステム)搭載。家族など複数のドライバーで利用する場合などに便利。 | PHEV(プラグインハイブリッド)で、電気の力のみで走るEV走行が可能。近距離の走行であればガソリンの消費なしで走行できる。 |
購入検討車種としてあげているエクストレイルは、4WDと比較して燃費のいい2WDですが、フォレスターとアウトランダーPHEVは4WDやAWDしかないため、そのデータで比較しています。
安全性能に関しては、日産以外の各社ば独自の安全性能機能が搭載されており充実しています。一方エクストレイルは、同等の性能を付加するためには、別途オプション追加が必要となります。
一覧にして比較してみると、それぞれの特徴やメリット・デメリットが明確になります。
同じハイブリッドSUVの中でも、アウトランダーPHEVは飛び抜けて価格が高いですが、EV走行可能でガソリン消費をしない走行が可能なことはエクストレイルにないメリットです。普段の走行距離が少なめの人なら、車の乗り始めてからのガソリン消費を抑えたいという切り口で競合させてもいいですね。(ちなみに電気モーターのみのEV走行できる距離を示す「EV換算走行距離」は65km。)
競合車種を一つに絞るならCH-R G
上記で紹介した競合車種の中で具体的にどれか一つの車種と競合させるなら、価格が近くカラーバリエーションの豊富さも似ているCH-Rがオススメです。
エクストレイルの値引き交渉の中で「SUVを色々見比べてて、CH-Rもいいな、と思ってます。エクストレイルの○○が気に入っているのですが、CH-Rの▲▲なところがエクストレイルにないいいところだなー思って、迷ってるんです。」といった感じに、値引き交渉のネタとしてCH-Rの名前を挙げます。
<エクストレイル20XHYBRID>と<CH-R・G>を比較して・・・
《エクストレイルが優位な点》
- 価格の安さ(ただし値引き交渉で埋まる程度の僅差)
- 室内寸法が広い(エクストレイル室内寸法長:幅:高(mm)=2,005:1,535:1,270 / CH-R室内寸法長:幅:高(mm)=1,800:1,455:1210)
- ギャラクシーゴールドやオリーブグリーンはエクストレイルでしか選べない車体カラー
- デザイン(大ぶりなフロントグリルのデザインが好みの人にはオススメ)
《CH-Rが優位な点》
- 燃費がいい
- ツートンカラーリングを選ぶことができる
- 安全機能の装備が充実している(エクストレイルはオプション装備)
- コンパクト(CH-R全長:全幅:全高(mm)=4,360:1,759:1,550 / エクストレイル全長:全幅:全高(mm)=4,690:1,820:1,730)数値にすると僅差にようだが実際みると小ぶりに見える
- デザイン(SUVでありながらスマートでスタイリッシュな印象のデザイン。ゴツい印象のSUVが好みでない場合はCH-Rがオススメ)
上記のようにそれぞれの優位な点を組み合わせて値引き交渉のネタとして使ってみましょう。
例えば室内長をネタにするなら・・・
「エクストレイルとCH-Rまで絞り込んで、どっちにするか迷ってるんですけど・・・フロントのデザインはCH-Rが好みなんですけど、SUVに乗るならやっぱり室内が広々してる方がいいなと思うとエクストレイルもいいですよね・・・」
車体のカラーリングをネタにするなら・・・
「エクストレイルがカラー展開豊富でいいなーと思ってたんですけど、CH-Rもカラー展開豊富な上にツートンカラーも選べるってわかって気持ちが揺らいでるんですよね」
軽自動車から初めてSUVに乗り換えるなら・・・
「外観はゴツくてかっこいいエクストレイルが好みなんですけど、大きなサイズの車に乗るのはまだ少し不安で・・・わずかでも車体のサイズがコンパクトなCH-R方が安心かなとも思うんですよね。」
安全性をネタにするなら・・・
「エクストレイルとCH-Rまで絞り込んだんですけど、デザインや色はエクストレイルが好みなんですけど、安全性能はCH-Rが充実してますよね・・・」
といった具合にさまざまなな切り口で、競合車種と比較してみましょう。
ただ漠然と「他の車種とも比較検討している」と言うよりも、具体的に迷っているポイントを挙げる方が「SUVを比較検討して本気で購入を検討している人」と言う信憑性が上がり、営業マンに本気の交渉のテーブルについてもらいやすいです。
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本体価格以外にも新車購入時にコストダウンする方法をご紹介!
ここまでは車両本体価格の値引き交渉のポイントをご紹介してきました。
しかし、新車購入の際には車両本体価格の値引き以外にも、購入時に支払うコストを削減する方法があります。
ここからはその、本体価格の値引き交渉以外のコストを削減方法をご紹介していきます。
純正アクセサリーを頼まず社外品アクセサリーを使う
新車購入時、フロアマットやドアバイザー、バックカメラ(日産の場合はアラウンドビューモニター)、ナビがついてくるのが当たり前に感じている人がいるかもしれません。
しかし、フロアマットやドアバイザー、バックカメラ、ナビは見積書の明細をみるとそれぞれ車両価格とは別に費用がかかっています。
これらの純正アクセサリーパーツ、実は純正品ではなく社外品アクセサリーでも装着可能なものが市販されています。しかもその多くは純正アクセサリーよりも価格が安いケースが多いです。
ここでは新車購入時に装備を検討する、フロアマット、ドアバイザー、バックカメラ、ナビ、をエクストレイルの純正品(※1)と社外品(※2)でどの程度価格差があるのかと、工賃(※3)も比較してみました。
エクストレイルの「20XHYBRID」モデルに装備できるアクセサリーで比較しています。
※1)エクストレイルの純正アクセサリーについては、エクストレイルアクセサリーカタログを参照しています。
※2)社外品は商品と価格は楽天を参照。
※3)工賃は、オートバックス(表内ではABと表記)とイエローハット(表内ではYHと表記)の参考工賃を比較対象とします。
>>>オートバックス:各種目安工賃表
>>>イエローハット:ピットサービス
詳細はアクセサリーごとに下で紹介しますが、フロアマット、ドアバイザー、ナビの純正(と取り付け費)と、社外品を一般にカー用品店で設置地てもらった工賃で比較すると以下の表のように価格差が発生します。
差額 (純正品ー社外品) |
アクセサリー | 純正品 | 社外品 |
21,729円
(社外品がおトク) |
フロアマット | 本体価格:31,104円 取り付け工賃含む |
本体価格:9,375円 取り付け費用:0円(自分で設置可能) |
20,093円
(社外品がおトク) |
ドアバイザー | 本体価格:3,0461円 取り付け工賃含む |
本体価格:10,368円 取り付け費用:0円(自分で設置可能) |
177,132円
(社外品がおトク) |
ナビ | 本体価格:318,022円 取り付け工賃含む |
本体価格:125,140円 工賃:(YH)21,600円〜 (AB)15,750円〜合計:140,890円(AB取付の場合) ※ただし、通販で商品購入時の送料や店舗やケースに寄る工賃の変動は加味していないため、実際の場合と金額が異なる場合はあります。 |
46,390円
(社外品がおトク) |
バックカメラ(全方位モニター) | 本体価格:68,040円 取り付け工賃含む |
本体価格:9,640円 工賃:(YH)11,880円 (AB)webで価格表示なし合計:21,520円 ※ただし、通販で商品購入時の送料や店舗やケースに寄る工賃の変動は加味していないため、実際の場合と金額が異なる場合はあります。 |
264,474円
(社外品がおトク) |
合計金額 | 447,627円 | 182,153円
※ただし、ケースによってそれぞれの金額は変動しますので、あくまで概算の参考価格としてご覧ください。実際の購入、取付等は、各自あらかじめ価格の確認をおこなってください。 |
社外アクセサリーはさまざまな種類が販売されており、価格もまちまちです。
また、社外品を購入する場合は、取り付けを考えている車両に装備可能かどうか必ず各自でご確認ください。
純正アクセサリーを新車時に装備するより、社外品アクセサリーを通販やカー用品店で購入し、自分で(配線など難しいものはカー用品店にピットで)装備する方が26万円ほどコスト削減することができます。
表でご紹介した各アクセサリーについて詳細をご紹介します。
フロアマット
エクストレイルの純正フロアマットは、2種類あり今回比較に出したのは価格の安い方のものです。消臭機能つきでエクストレイルのロゴ付です。
一方、社外品の一例としては
>>>《楽天》Life UP:エクストレイル 32系 5人乗り 【フロアマット】DXシリーズ
耐久性に優れたヒールパットで滑りや摩擦を防止する設計のフロアマットです。純正品ではありませんが、車種別専用設計で企画・製造されているものなので、純正ストッパーに対応しておりエクストレイルにぴったり装着できます。
フロアマットの取り付けは難しくないので、自分で装着することも可能です。取り付け工賃の節約にもなります。
純正品と同様の使用感で約2万円節約できるのは嬉しいコストカット効果です。(通販の場合、別途送料が掛かる場合がありますので、ご注意ください。)
ドアバイザー
エクストレイル純正のドアバイザーは、車体とののあるステンレスモールを採用したドアバイザーです。
一方、楽天で販売しているワゴンRに対応したドアバイザーの一例をご紹介します。
>>>《楽天》WORLD WING LIGHT:エクストレイル / X-TRAIL T31/NT31/PNT31 クリアブラックドアバイザー
こちらの社外品ドアバイザーは、本体価格が10,368円。(別途送料が掛かる場合があります。ご注意ください。)
風雨に晒されるドアバイザーは耐久性が必要ですが、このドアバイザーは純正同様品質で企画・製造された商品なので安心です。また、エクストレイルにぴったりフィットで装着でき、強力な両面テープと純正同様の留め具で装着でき、脱落の心配もありません。
また、取り付けに関しては自分でも装着できるように販売ページに写真入りで手順も紹介されており、純正品の場合の金額に含まれる取り付け工賃も節約することができます。
ナビ
エクストレイルの純正ナビは、先進AV機能とドライブサポート機能を搭載したプレミアムモデルです。純正ナビは日産が提供する「NissannConnect」というサービスを利用できるのが特徴です。
「NissanConnect」は、情報センターに接続することで、快適なドライブをするための情報を提供したり、簡単にナビを利用するためにオペレータがナビの操作をサポートするサービスです。
これに対して、社外品として比較するのは、楽天で販売されているパイオニアのカロッツェリアの楽ナビ(品番:AVIC-RQ902)です。
>>>《楽天》TENKOMORI:AVIC-RQ902 カロッツェリア 楽ナビ 9V型ワイドXGA 地デジ フルセグ 9インチ パイオニア カーナビ
純正と同じく9インチサイズの大きな画面で、高性能なナビ機能と充実したAV機能を搭載したモデルです。フリックやドラッグで操作することができ、スマホに慣れている人には快適に操作できる仕様となっています。
社外品のナビを取り付ける場合は、別途取り付けユニットが必要な場合があります。よほど車に詳しい人以外はカー用品店のピットなどに持ち込んで取付をしてもらう方が良いでしょう。
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店のナビ取り付けの工賃目安では、15,000円〜20,000円程度です。(他社購入品を持ち込むは工賃が割高になる可能性もあります。)
自分で取付をしない場合は、購入と取付が同じ店舗であれば工賃が持ち込みより安くなる場合もありますので、ネットなどで購入する場合は事前にカー用品店などで本体価格と工賃を確認しておきましょう。
バックカメラ
バックカメラは車が後退する際、ナビの画面は切り替わって車両後方の映像の切り替わるシステムです。
エクストレイルの場合は、バックカメラに相当する機能を純正で付加する場合はメーカーオプションで「アラウンドビューモニター」を追加すると利用できます。
アラウンドビューモニターを付加すると、車の後方だけでなく車を俯瞰の視点で確認ができるシステムです。車の周囲の状況が運転席にいながらにしてわかるので、駐車に不安を感じている人には心強い機能です。
アラウンドビューモニターのオプションを付加すると、「インテリジェントルームミラー」も付いてきます。
インテリジェントルームミラーは、車両後方にあるカメラの画像をルームミラーに映し出す機能で、後部座席の人や荷物に遮られずに車両後方の状況を確認できるシステムです。
一方、社外品のバックカメラは、先にご紹介したパイオニアカロッツェリア楽ナビと連携可能なバックカメラです。
>>>《楽天》SkyDragon:ND-BC8II カロッツェリア
バックカメラユニット
小型で目立たず、車両の外観を損ねることもありません。水平129°、垂直105°と視界も広く、車両後退時の死角が少なく車庫入れや縦列駐車も安心して行えます。
バックカメラも配線やナビとの連携など素人が設置するのは難しいので、通販で購入した場合はカー用品店のピットに持ち込んで工賃を払って設置してもらうのが無難です。
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店のピットで設置を依頼する場合の工賃は、10,000円〜20,000円程度が相場です。
商品購入時の送料や設置する時の工賃によりますが、バックカメラに関してもやはり社外品の方が純正よりお安く装備できそうです。(ただし、通販を利用した場合の送料や、持ち込み品の取付工賃など別途費用がかかる場合があります。各自で事前に確認してください。)
しかし、確認できる範囲が純正の場合は車の周囲を全てなのに対し、社外品バックカメラは車両後方のみです。確認できる範囲の広さが全く違うので、駐車な自信がない場合や、安全性を重視している場合は、価格は高くても純正のアラウンドビューモニターを装備するのがオススメです。
フロアマット、ドアバイザー、ナビ、バックカメラを全て社外品にすれば、トータルで26万円ほどのコスト削減をすることができます。
納車時にフロアマットやドアバイザーは付いていないのは、物足りない気もしますが納車時期に合わせて事前にカー用品店に相談してピットの予約を取っておけば、納車後すぐに必要なアクセサリーを装備することも可能です。

自分でできることは自分ですれば諸費用もコストカット可能
上記で紹介したような、アクセサリーの他に、新車購入に価格諸費用を削減してコストダウンする方法もあります。
新車購入時に必要な費用で、削減可能なものは「納車費用」と「車庫証明申請代行費用」のふたつです。
それぞれの費用の意味と相場は以下の通りです。
<納車費用>
店頭以外の場所に納車してもらう場合の費用。ディーラーによって金額は異なりますが10,000円程度が相場です。
<車庫証明申請代行費用>
車の保管場所を証明する書類作成、警察署への交付申請、交付された証明書の受取りをディーラーが代行する費用。警察署に支払う申請料(都道府県によって金額が違うがおよそ2,000円前後)と標章交付手数料(500円)を含み、ディーラーに支払う申請代行費用は10,000円前後が相場。
納車費用は、車の納車の時に自分がディーラーに出向いて新車を受け取れば、全額節約できます。
車庫証明申請代行費用は、自分で申請・受取を行えば警察署に払う申請料2,000円程度と受取時に標章交付手数料として支払う500円の、トータル2,500円程度の費用で済みます。
しかし、警察署の窓口が空いている月曜〜金曜の9時〜17時(都道府県によって異なる場合があります)に申請時と受取時の2度出向く手間がかかり、それぞれ数時間ずつ時間がかかるので、その点は要注意です。
手間暇をかけてする割に削減できる費用は1万円にもならない程度なので、ディーラーに任せた方が煩わしさがなくていい、と思う人もいると思います。各自の都合に合わせて、自分でするか、ディーラーに依頼するかは決定してください。
車両本体価格以外で、コストカットをするにはアクセサリーと諸費用に注目しましょう。車は300万円超の買い物なので、数万円のコストカットが微々たるものに感じるかもしれません。しかし「塵も積もれば山となる」です。できる範囲でコツコツコストカットをしていくと、結構な金額の節約になります。
ただし、コストカットを優先しすぎて営業マンに「セコい人」と言う印象が付いてしまうと、お互いに気持ちよく交渉ができません。
営業マンの意見やアドバイスも聞きつつ、交渉やコストカットに臨んでみましょう。
>>【無料】ズバット一括査定で愛車をお試し査定してみるエクストレイルのリセールバリュー/買取相場を調べてみた
エクストレイルの初代は2000年に登場し、2019年現在は3代目のモデルです。(2000〜2007年が初代モデル、2007〜2013年が2代目モデル、2013年〜現行モデル)
3年、5年、7年落ちしたエクストレイルのリセールバリューはいくらになるのか調査してみました。
将来手放すことを前提にエクストレイル購入を検討している方はリセールバリューも購入前に合わせてチェックしておくことをオススメします。
エクストレイル(3代目)で3年落ちのリセールバリュー
年式 | グレード | 買取相場 |
平成28年 | モードプレミアムエマージェンシーパッケージ | 171~173万円 |
平成28年 | 20Sエマージェンシーブレーキパッケージ | 128〜140万円 |
平成28年 | 20Sハイブリッドエマージェンシーブレーキパック | 144〜158万円 |
平成28年 | 20Xエマージェンシーブレーキパッケージ | 142〜150万円 |
平成28年 | 20Xハイブリッドエマージェンシーブレーキパッケージ | 159〜162万円 |
エクストレイル(3代目)で5年落ちのリセールバリュー
年式 | グレード | 買取相場 |
平成26年 | 20GT | 138〜140万円 |
平成26年 | 20GTエクストリーマーX | 141〜142万円 |
平成26年 | 20GT S | 137〜138万円 |
平成26年 | 20GT S エクストリーマーX | 132〜133万円 |
平成26年 | 20S | 107〜109万円 |
平成26年 | 20X | 112〜130万円 |
平成26年 | 20X エクストリーマーX | 139〜140万円 |
平成26年 | 20X エマージェンシーブレーキパッケージ | 117〜130万円 |
平成26年 | 20Xエクストリーマーエマージェンシーブレーキパッケージ | 138〜140万円 |
エクストレイル(2代目)で7年落ちのリセールバリュー
年式 | グレード | 買取相場 |
平成24年 | 20GT | 95~96万円 |
平成24年 | 20GT エクストリーマーX | 108〜109万円 |
平成24年 | 20S | 63〜64万円 |
平成24年 | 20S tt | 65~66万円 |
平成24年 | 20X | 65~82万円 |
平成24年 | 20X エクストリーマーX | 84〜85万円 |
平成24年 | 20Xt | 69〜84万円 |
平成24年 | 20Xt エクストリーマーX | 87〜88万円 |
平成24年 | 20X tt | 67〜83万円 |
※買取相場は日々変化します。最新の相場データは一括査定サービスで調べるのがオススメです。
ズバット車買取比較やかんたん車査定ガイドを利用すると無料で査定してもらえます。
>>【無料】ズバット一括査定で愛車をお試し査定してみるエクストレイルの残価率は平均的
SUV車は高く売れる傾向があり、エクストレイルの残価率は55%前後です。(オプションやグレード、カラー、走行距離にも左右されます)
7年落ちあたりからリセールバリューは急降下するので、5年ほど乗って乗り換えを検討するのが賢い方法です。
ちなみに残価率が高い車といえば、ジムニーやアルファード、ランドクルーザー、ヴェルファイアが有名です。
残価率が低くなる3つのパターン
リセールバリュー(残価率)が低くなるのは以下の3つのパターンです。
- 中古車市場で人気がない車
- モデルチェンジした車
- 修復歴がある車
そもそも人気がない車は中古車でも買い手が少ないため、リセールバリューは低くなる傾向があります。
モデルチェンジ前のモデルは、旧型になるので価値が下落しやすいです。もしモデルチェンジが予定がわかるなら、価値が大きく下がる前に売却してしまうのが得策です。
修復歴については、ダメージの状況にもよりますが、フレームや骨格部位にダメージがあるとマイナス評価になりやすいです。ドアやエンジン交換は修復歴に含まれません。
人気色は評価が高くなる
車体のカラーリングも売却価格を左右する重要なポイントです。人気色の方が、リセールバリューが高くなります。
エクストレイルは個性的なカラーリングを選ぶことができますが、個性が強すぎるカラーリングの車体は万人うけする訳ではないので、新車購入時には注意が必要です。
数年のうちに売却すること前提なら、赤、白、黒など、無難なカラーリングを選んでおきましょう。
エクストレイルの未使用車(新古車)を探すのも有効
新車に近い中古車(新古車・未使用車)を探すのもコストを抑えるには有効です。
新古車を探す方法は2つあります。
- 街の中古車販売店で探す
- 中古車情報サイトで検索する
中古車販売店で代表的なところはガリバーやカーチス、ビッグモーター、カーセブンなど。中古車情報サイトは、グーネットやカーセンサーが便利です。
新古車を選ぶ上でのデメリットは、
- 好きなカラーを選べない
- 新車時に装備できるメーカーオプションを装備できない
などがありますが、購入価格は10万円程度圧縮することが可能です。
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今回は、SUVの人気車種日産のエクストレイルを新車で購入する場合の値引き交渉や車両本体価格以外のコスト削減方法、リセールバリューについてご紹介してきました。
300万円超える買い物となると、わずかな値引きも「焼け石に水」と感じることもあるかもしれませんが、車は購入してからも燃料費や維持費など費用がかかるもの。新車購入で削減できた費用はその後の維持費に当てることも可能です。
値引き交渉のポイントを押さえれば、値引き目標額の29万円も実現可能です。また、記事後半でご紹介したアクセサリーのコストカットや諸費用の削減も組み合わせれば、お得にエクストレイルに乗り始めることができます。
無駄なくお得に新車のエクストレイルを購入し、ドライブを楽しみましょう。
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