ダイハツ ムーヴラテ(L550S/560S型)は女性に人気の軽トールワゴン

ダイハツ ムーヴラテ基本情報

販売期間2004年8月 – 2009年3月
乗車定員4名
ボディタイプ5ドア軽トールワゴン
エンジンEF-VE型 659cc 直3 DOHC DVVT
EF-DET型 659cc 直3 DOHC ターボ
駆動方式FF/4WD
最高出力EF-VE型 58ps/7,600rpm
EF-DET型 64ps/6,400rpm
最大トルクEF-VE型 6.5kg・m(64N・m)/4,000rpm
EF-DET型 10.5kg・m(103N・m)/3,200rpm
変速機4速AT
サスペンション前: ストラット式
後: トーションビーム式(FF)
3リンク式(4WD)
全長3395mm
全幅1,475mm
全高1,630mm
ホイールベース2,390mm
車両重量820-920kg

今や押しも押されもせぬダイハツの主力車種のひとつに成長した「ダイハツ ムーヴ」から派生し、2004年に登場したのが「ムーヴラテ」。

3代目ムーヴからの派生モデルですが、あちらが広さとスタイリングで男性ユーザーを意識した作りであるのに対し、このムーヴラテは専用シャーシを用いた曲面を多用した柔らかなフォルムが特徴となっています。

EF-VE&EF-DET型エンジンのレスポンスのよさと上質なインテリアを武器とし、3代目ムーヴよりも優しく上質な乗り味がセールスポイント。

優しい雰囲気のボディと上質なインテリアに包まれ、お気に入りの音楽を流せば快適なドライブが楽しめる女性に嬉しいクルマに仕上げられた一台と言えます。

今回は、3代目ムーヴをベースに女性向け車種としてリリースされた「ダイハツ ムーヴラテ」についてご紹介させて頂きたいと思います。

スポンサーリンク


ダイハツ・ムーヴラテは女性に嬉しい親切設計が魅力!


http://www.goo-net.com/catalog/DAIHATSU/MOVE_LATTE/10041222/index.html

丸さを活かした愛らしいフォルムに、優しく柔らかな足回りと内装が自慢の「ダイハツ ムーヴラテ」。

2006年にはアロマヒーリングと運転席リフトシーターを採用した特別仕様車の「ムーヴラテ MOYU(モユ)」が追加販売されるなど、徹底的に女性層を意識した作りが光る軽トールワゴンです。

軽トールワゴンと言っても、車体サイズは全長3395mm×全幅1,475mm×全高1,630mmと、3代目ムーヴと殆ど差がない作りながら、ステアリングの高さなどが女性向けに低めに設定されているのがポイント。

直線を多用した3代目ムーヴに比べ、丸いカーブを多用することで車体剛性を強化しているのも特徴のひとつで、シフトショックなどへの耐性が大きく向上しています。

乗り心地のよさを重視したサスセッティングであるため、3代目ムーヴの課題であったロールの大きさはムーヴラテも同様ですが、上質で柔らかい乗り味はその欠点を補ってあまりあるほど。

これらを総合的に評価すると、「ダイハツ ムーヴラテ」は3代目ムーヴの質実剛健さを女性向けに柔らかくアレンジした別モデルと呼べるほど優しい一台となっています。

ダイハツ・ムーヴラテはシフト感と走行感が爽快な軽トールワゴン!

その柔らかなフォルムから、ついついルックスだけが取り沙汰されてしまいがちな「ダイハツ ムーヴラテ」ですが、走行面でも3代目ムーヴの良い点を引き継いだ素性のよさが光るクルマです。

柔らかめのサスセッティングにより、高速でのコーナリング時にはやや甘さを感じさせるのがムーヴラテの乗り味と言えますが、その柔らかさはシフト変速時の衝撃を大きく抑え突き上げが非常に少ないのがウリとなっています。

特に4速ATのみ、という思い切った仕様がそれを裏付けており、スルスルと加速する安定したエンジン性能は3代目ムーヴからしっかりと継承されています。

車体重量は820~920kgと決して軽いクルマではありませんが、車体の安定性とブレーキの制動力に関しても全く申し分なし。

ターボエンジンEF-DET型のパワフルな加速力もいいですが、N/Aエンジンでも余力のある走りが楽しめるのは、ムーヴラテの優しい雰囲気ならではんと言えます。

しっかり走れてしっかり曲がれて扱いやすい良いクルマ。

「ダイハツ ムーヴラテ」は、そんなフレーズがよく似合う極めて女性に優しいジェントルさを持った貴重な軽トールワゴンです。

スポンサーリンク


これからダイハツ・ムーヴラテを買うなら2007年以降のモデルがお買い得

本当に女性目線で作られたクルマと言える優しさを持った「ダイハツ ムーブラテ」、これから購入したいと考えておられる方もおられることでしょう。

そんな方におすすめしたいのは、何と言っても2007年以降に販売された「ムーヴラテVS」と「ムーヴラテ COOL(クール)VS」。

アロマヒーリングのついた2006年の「ムーヴラテMOYU」も魅力的ですが、盗難防止のイモビライザーと電子カードキーにデオドラントシートを採用したVSモデルは、10万円以内から手が出せるお買い得な価格設定が大きな魅力です。

2009年の最終モデルの中古車価格相場が50万円以上となっていることと比較すると、インテリア・走らせやすさを重視する方にとって非常に割安感があります。

また、ムーヴやタントとは異なり、女性ユーザー層を意識したムーヴラテはエンジンのコンディションが良好な車両が多く、外れを引く恐れが低い点もおすすめポイントのひとつ。

経済性のために徹底的に乗り込まれることが多い軽自動車ですが、それでも走行距離10万km未満の車両が圧倒的に多い上、無茶な走り方をされている車両にあたるリスクが低いのは女性ドライバーにとって嬉しい材料のひとつと言えるでしょう。

「ダイハツ ムーヴラテ」は、内装とルックスだけは妥協したくないなぁ…とお考えの方にとって、ぜひとも候補の中に入れておきたい価値ある一台です。

カーセンサーで中古車相場をみてみましょう♪

スポンサーリンク

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

ダイハツ ネイキッド(L750/760S型)はむき出しデザインが魅力の個性は軽自...

ダイハツ オプティ(L300系 L800系)は軽自動車初のセダンタイプ

ダイハツ ウェイク(LA700S/LA710S型)は最大の軽ハイトワゴン

ハイゼットトラック(S500 S510)は軽トラック最高スペックの軽自動車

ダイハツ テリオスキッドはテリオスの弟分ミニSUV

タントエグゼ(L455S/L465S型)の性能・評価!上質感あるデザインは軽自動...