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初代タント(L350S&L360S)は広さと積載性がウリ!燃費や維持費も紹介

初代タントL350S&L360Sの燃費や維持費は?と記載されているタントのアイキャッチ




今すぐ初代タントの燃費や維持費を見てみる

ダイハツの軽自動車ラインナップにおいて、不動の主役の座を守り続けていたムーヴに代わる軽トールワゴンとして、さらに広い車内空間を追求したのが初代タントです。

軽自動車としては前例のない2,000mmもの室内長を誇り、1,725mmという高さを利用した「たんと荷物が積み込める」軽自動車としてネーミングされたユニークなクルマです。

既存の軽トールワゴンよりも広大な空間により、この初代タントをもって「軽ハイトールワゴン」という新ジャンルが確立されたと言えます。

そこで今回は、軽ワンボックスカーに新たな可能性を示したハイトールワゴン「ダイハツ 初代タント(L350S&L360S)」についてご紹介していきますね。

まずこの記事の流れとしては、最初に初代タントのスペックや良い点・悪い点などの基本的な情報を紹介していき、

後半で燃費や維持費、使い勝手などをリアルな声を参考にしながら詳しくご紹介していきます。

5分程度で読めますし、実際に購入されている方の口コミ評判やお得なモデルについてなどもわかりますので、ぜひご一読ください。

ダイハツ タント L350S&L360S基本情報

初代タントL350S&L360S基本情報の画像
販売期間 2003年11月 – 2007年11月
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
エンジン EF-VE型 659cc 直3 DOHC DVVT
EF-DET型 659cc 直3 DOHC ICターボ
駆動方式 FF/4WD
燃費(10.15) FF(ノンターボ):18.0km/L
FF(ターボ)  :17.6km/L
4WD(ノンターボ):16.8km/L
4WD(ターボ)  :17.2km/L
最高出力 EF-VE型 58ps/7,600rpm
EF-DET型 64ps/6,400rpm
最大トルク 6.5kgf·m/4,000rp
10.5kgf·m/3,200rpm
変速機 6.5kgf·m/4,000rp
10.5kgf·m/3,200rpm
サスペンション 前:ストラット式
後:トーションビーム(FF)
3リンク(4WD)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,725mm
ホイールベース 2,440mm
車両重量 870-960kg
生産台数 39万1662台

2003年秋にリリースされた初代タント(L350S&L360S型)。

先程もご紹介したように、室内空間が2,000mm(室内長)×1,725mm(室内高)と広く、使い勝手が非常に良い軽自動車です。

しかし室内空間を広くとったため車重が1トン近くあり、当時としてはかなり重たい軽自動車となってしまいました。

もちろんその欠点を補うためターボ+4WDモデルも設定されています。

一つだけ注意点を上げるとすると、ノンターボ車の4WDのみ3ATの設定となり、燃費が悪い点です。

特に発売から時間が経っている初代タントのノンターボ+4WDモデルでは、燃費の悪さだけでなく、3ATによるエンジンの劣化も考えられます。
(3ATではスピードを出すとエンジン回転数が高くなってしまうため)

仮に購入を考えている場合は、ノンターボ車の4WDモデルは避けるようにしましょう。

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L350S&L360Sタントは広々とした車内の開放感が魅力

初代タント(L350S&L360S)の画像

すでに軽自動車規格の中で上限値まで巨大化された「ダイハツ ムーヴ」は、これまで軽トールワゴンとしては最大の車体サイズをウリにしたマシンでした。

しかし、このままではライバルであるスズキとの差を埋められない、

と判断したダイハツ技術陣により最後の余地として車高を活かしたのが2003年に登場した「ダイハツ タント」です。

この初代タントは全長3,395mm×全幅1,475mmという寸法こそムーヴと同じサイズですが、

車高は1,725mmにまで拡大され従来の軽トールワゴンを超える「ハイトールワゴン」として好評を博しました。

楕円形で横長のヘッドライトを採用し、やや丸みを帯びたフォルムにまとめることで車体剛性を確保しており、2,400mmというロングホイールベースで広々とした車内空間を作り出すことに成功しています。

デザインのとっつきやすさと車内空間を活かした開放感は、育ち盛りのお子様を抱えるファミリー層へのアピールに成功し、販売台数でスズキを上回るという悲願達成に多大な貢献を果たしました。

この初代タントが持つ広い車内空間による開放感は従来の軽自動車では感じられなかったもので、「軽ハイトールワゴン」というジャンルの草分け的存在と言えます。

L350S&L360Sタントは積載性と実用性に優れたハイトールワゴン!

初代タント(L350S&L360S)の内装の画像

初代タントがここまでの大成功を収めたもうひとつの理由は、ファミリー層にとって重要なポイントとなる積載性能の高さにもあります。

室内高1,330mm×室内長2,000mmという広大な車内空間は、荷物をそのままの姿勢で載せることが出来る絶妙な高さです。

育ち盛りのお子様を抱えるご家庭や、大家族にとって買い物時の利便性というのは非常に重要視されるポイントであり、2,000ccクラスのセダンに匹敵する初代タントの積載性は絶対的な武器を手にしていたと言えます。

さらに広い車内空間を活かした車中泊といった使い方もでき、キャンプ道具一式を楽々積み込めることでファミリーキャンプといった使い方もできる初代タントは、このようにして子育てファミリー層を中心に不動の地位を築き上げました。

実際に初代タントのリアシートにベットを自作されている方もいるようです。

\車中泊に興味のある方にオススメの記事/
・軽自動車で車中泊を楽しみ尽くせるおすすめ車種とDIY改造指南!

広大な室内空間を武器にした初代タントは、これから事業を始める方の商用車にも適した実用的で経済性の高いクルマと言える存在です。

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L350S&L360Sタントはファミリーユース向きという割り切りが必要?

初代タント(L350S&L360S)の内装の画像

初代タントは最高出力58psのN/Aエンジンを搭載したL350S、64psのターボエンジンを搭載したL360Sの2タイプがリリースされましたが、スポーツ走行は苦手としているクルマでもあります。

その理由となっているのが車高の高さで、全高1,725mmというサイズは横風・横Gに弱く、コーナリング時はかなり大きなロールが出てしまう構造となっているのです。

2代目以降では乗り味をよくする改善が図られていますが、この点に関しては実用性の高さ・快適性のためと割り切って考える必要がありますね。

また車体重量が870~960kgとかなりの目方となっているため、積載上限まで荷物を積み込んだ場合、その重さは軽く1トンを超えてしまいます。

ムーヴ譲りの十分なパワーを与えられた初代タントですが、登り坂などではややパワー不足を感じてしまうことも。

そのため「あくまでもこのクルマはファミリーカーだ」と考えて所有されることをオススメします。

その一方、ドリフト走行といった無茶な走り方で足回りがヘタっている車両は殆どないため、中古車で購入される際は比較的安心して購入できるというメリットも持っています。

こういった性格の初代タントは、家族のことを第一に考えるドライバーの方に適した軽自動車のひとつと言えますね。

>>>カーセンサーで初代タントを見てみる




燃費や維持費、乗り心地の評判は?

ではここからは初代タントの燃費や維持費、乗り心地についてご紹介していきますね。

調査方法としては、TwitterYahoo!知恵袋価格.comを対象にできるだけリアルな声を参考にして調べています。

ここからの具体的な流れとしては、下記の順番です。

  1. 実燃費
  2. 最低限の維持費
  3. インプレや乗り心地を紹介

ではご紹介していきますね。

実燃費は9km/L~13km/L程度

  • 初代タント燃費9km/Lでした。Twitter
  • 初代タントでも13km/L走るぞ。Twitter
  • 前車(初代Lグレード):13㎞/L ⇒ 新車(三代目Xグレード):20㎞/L
    同じタントでも12、3年後のモデルでこんなにも燃費変わるのかTwitter
  • 880kgを660ccのエンジンが動かしてるので10km/Lくらいですかね。価格.com
  • だいたい約10km/Lが良い所ではないでしょうか。価格.com

カタログ燃費が以下になりますが、やはり年式が古いということで実燃費はあまり良くありませんね。

  • FF(ノンターボ):18.0km/L
  • FF(ターボ)  :17.6km/L
  • 4WD(ノンターボ):16.8km/L
  • 4WD(ターボ)  :17.2km/L

街乗りでの燃費は、およそ10km/Lくらいになると想定しておくのが良いでしょう。

最低限の維持費は?

燃費がおよそ10km/Lということでしたので、この燃費をもとに維持費を簡単に計算してみました。

条件としては、

  • 年間の走行距離が1万キロ程度
  • ガソリン価格を140円

とすると、年間のガソリン代は14万円になります。

また古い軽自動車ということで車検ではおおよそ10万円かかると仮定すると、

初代タントを最低限維持するのに必要な金額は22万円程度になります。

初代タントの最低限の維持費まとめ
  • ガソリン代14万円
  • 車検代10万円(1年間では5万円)
  • 自賠責保険料(12ヶ月):15,130円(年度によって変更あり)
  • 軽自動車税:10,800円→12,900円(13年落ちの場合)
  • 自動車重量税:3,300円→4,100円(13年落ちの場合)→4,400円(18年落ちの場合)
    (年間で計算しています)

ただこれには自動車保険料や駐車場代、タイヤ代などは含まれていません。

そのため余裕を持って維持するには年間30万円程度必要になると考えていたほうが良いでしょう。

また新車登録から13年を経過すると自動車税・自動車重量税ともに増税されます。

初代タントはほとんどの場合、上記に該当し自動車税が少し高い点にも注意しなければなりません。

インプレ・乗り心地を紹介

ここからは初代タントの乗り心地をTwitterやYahoo!知恵袋を参考に、実際に所有している方のリアルな声を集めてみました。

ぜひ参考にして頂けたら幸いです。

初代タントのインプレ・乗り心地まとめ
  • 初代タント、ブレーキが弱すぎて80以上恐くて出せないTwitter
  • 初代タントが優秀すぎて未だに他の車を後継機種にできない。軽乗用車で貨物室床フラットは優秀すぎるでしょ。Twitter
  • とても使い勝手が良く、色々な物を運んだりするのに大活躍してくれました!Twitter
  • ステアリングは軽く、乗り心地もソフトで良かったです。内装の作りも質感は高かったですね。ステアリングはコラムですが、操作性は良かったですね。Yahoo!知恵袋
  • 初代タントカスタム→現行タントカスタムまで3代全て乗り継いでるものです。完成度でいえば初代が一番いいです。Yahoo!知恵袋

軽自動車としては維持費が高めの初代タントですが、乗り心地や使い勝手の評価は高く今なお根強いファンがいるようです。

特に歴代タントの中では、初代の完成度が一番良いという評判もあり、高い人気がうかがえます。

>>>カーセンサーで初代タントを見てみる

初代タントはターボモデルのL360S型がお買い得!走行距離が多い車両は保証を取り付けて

初代タント(L350S&L360S)の画像

育ち盛りのお子様を抱えたご家族向けの初代タントは、ファミリーカーとしては非常に優秀なクルマとなっています。

これから初代タントを中古車で…と検討中の方には、大きな価格差のないターボエンジン搭載のL360S型タントをオススメいたします。

燃費のことを考えると、もちろんノンターボモデルであるL350Sの方が若干上です。

しかし最軽量モデルでも870kgという重さの初代タントの燃費は、ノンターボモデルとターボモデルでリッター1km程度しか差がありません。

もちろん、毎月の家計のことを考えると決して小さい差ではないのですが、ターボエンジンの力強い加速力は頼もしさがあり、起伏の多い土地にお住まいの方にとって大いに頼れる存在。

走行距離・年式が同程度の車両であれば、価格差は2万円程度の範囲で納まることが多いので、買い物などで日常的に乗られるご予定の方は、L360S型の方が満足度の面では上と言えます。

現在、初代タントの中古車としての平均相場価格は22万円前後。(2019年7月現在)

車の状態によっては数万円台からありますが、こうした激安車両の場合は過走行であることが多く、タイミングベルトなどの交換がしっかり行われているか確認が必要です。

未交換車両の場合、そういった消耗品に対しての保証を取り付け、後のトラブルに備えることが初代タントの賢い選び方と言えます。

>>>カーセンサーで初代タントを見てみる