スズキ

スズキ ツイン(EC22S型)は人気急上昇中の個性は2シーター軽自動車




スズキ ツイン基本情報

販売期間 2003年1月 – 2005年9月
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアファストバックセダン
エンジン K6A型 657cc 直3 DOHC4バルブ
駆動方式 FF
最高出力 44PS/5,500rpm(ガソリン車)
37ps(27kW)/5,500rpm(ハイブリッド仕様車)
最大トルク 5.8kgf·m/4,000rpm(ガソリン車)
5.6kgf·m/3,500rpm(ハイブリッド仕様車)
変速機 5速MT / 3速AT(ガソリン車)
4速AT(ハイブリッド仕様車)
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:トレーリングアーム
全長 2,735mm
全幅 1,475mm
全高 1,450mm
ホイールベース 1,800mm
車両重量 570-600kg
生産台数 1万106台

1999年に開催された「東京モーターショー」にて、「Pu-3コミューター」というコンセプトモデルを市販化したモデルが、「スズキ ツイン」です。

全長2,735mmというコンパクトな車体サイズに加え、大きくなだらかな丸みを帯びたデザインが特徴となっており、5速MTを採用した「ガソリンA」グレードでは、軽自動車クラス最安値の49万円というロープライスを実現してみせました。

また、市販軽自動車では初となるハイブリッドモデルも同時リリースとなり、2シーターセダンという独特のキャラクター性で注目を集めたモデルのひとつです。

今回は、軽自動車の基本概念を大きく変えた試験機的モデル「スズキ ツイン」についてご紹介させて頂きたいとます。

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スズキ・ツインはスーパーエコに挑戦したスズキの遊び心あふれるクルマ!

1999年に発表されたコンセプトカー以来、3年の熟成期間を経て世に出ることになった「スズキ ツイン」。

最小回転半径3.6mという非常に小回りの利く車体サイズに加え、エアコン・パワステなどを装備しない「ガソリンA」グレードでは、新車販売価格49万円という異例の低価格を実現しました。

「スズキ ツイン」はこの安さだけではなく、当時市販軽自動車では初となるハイブリッドシステムを搭載し、国産初の市販軽自動車ハイブリッドカーとしても注目を集めました。

しかし、元々車体重量570kgと軽い「スズキ ツイン」において、ハイブリッド仕様車の600kgという重さと、二輪車向けバッテリーを用いたハイブリッドシステムでは思うほどの燃費向上化は実現できず、新車販売価格比で3倍近い高額設定も人気の低迷理由となってしまいました。

その結果、ベーシックモデル・ハイブリッドモデル合わせて1万台少々で生産は打ち切りとなり、2005年9月をもって販売も終了となりました。

「スズキ ツイン」は商業的には成功したとは言えませんが、その遊び心と技術力の高さは今日でも高く評価され、後の「スズキ スペーシア」といった軽ハイブリッドカーの発展に大きな影響を与えたモデルであることは言うまでもありません。

今日では5速MTの「ガソリンA」は、軽い車体とカスタム性の高さが再評価され、マニアックな人気を得るなど時を経て見直され始めています。

スズキ・ツインはホビーカーの楽しさ満載のルックス自慢

「スズキ ツイン」が現在再評価されている理由のひとつに、その小ささと愛らしいルックスが挙げられます。

全長2,735mmの2ドア2シーター「セダン」という独特の車体設計となり、まるで「チョロQ」のような憎めないフォルムを持った「スズキ ツイン」は、生産終了から10年の時を経てセカンドカーとして再評価されつつあります。

そのコンパクトな作りから実用性は低めですが、駐車スペースを取らず小回りが利くという特徴に加え、二人の時間を大切にしたい若いカップル向けの車内空間の狭さが人気の理由となっています。

MT車に比べるとAT仕様車の玉数が多いことも女性に支持されている理由のひとつで、お散歩感覚で気ままに乗れる手頃な足として学生さんにも好評となっています。

10年という長い月日を費やしてしまいましたが、「スズキ ツイン」は一周回ってその遊び心あふれる作りが再評価された、独特の楽しさがギュッと詰まったルックス自慢なマシンと言える存在です。

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スズキ・ツインはカスタムベースとしても面白い一台


https://www.carview.co.jp/express_new/twin/perform.asp

「スズキ ツイン」がカスタムファンの間で再評価されている点は、ズバリその軽量さとシンプルすぎるほどシンプルな基本設計にあります。

5速MT車の車体重量はわずか570kgという軽さで、これは現行モデルから過去の360cc時代の軽自動車を見回してみても珍しいほどの軽量ぶりとなっています。

レースの世界において「軽さは武器」とはよく言われてきた名言のひとつですが、サイズアップと重量化が当たり前になりつつある2000年以降の軽自動車界において、「スズキ ツイン」の軽さはカスタムマニア垂涎の的となっています。

また、オリジナルのK6A型エンジンと同型のラパンSS用のターボエンジンに積み替えるカスタム手法も一般化しており、一気に64psまでパワーアップできる手軽さは軽カスタムに興味のある方にとってはたまらない魅力と言えます。

現在の「スズキ ツイン」は、イジり出すととにかく楽しくて仕方がない、というオーナーも多く、5速MT車はなかなか中古車市場でも玉数が少ない車種のひとつですが、カスタムカー好きな方は探してでも乗ってみるだけの価値がある一台と言えるマシンです。

スズキ・ツインはリコール対策済車がおすすめ

2017年5月現在、「スズキ ツイン」の中古車相場価格は18万円~90万円となっており、10年以上前に生産終了となったクルマとしてはかなりの高値を維持しています。

中でもカスタム人気の高いMT車は玉数が少ないため、若干割高な価格設定となっていることも多いのですが、「スズキ ツイン」を中古車で購入したいと考えておられる方は、純正マフラーの状態をしっかりチェックしておきましょう。

できる限り低コスト化を意識した作りのためでしょうか、「スズキ ツイン」の総生産台数のほぼ全ての車両を対象とした「マフラーの強度に関するリコール」がアナウンスされており、ノーマルのツインは特に注意が必要となっています。

社外品マフラーなどのカスタムカーであればさして気にならない問題ですが、玉数が多いAT車・ハイブリッド車はノーマルマフラーであることが大半であるため、未対策マフラーがそのまま装着されているケースも珍しくないのが実情となっています。

リコールによって無償で対策品マフラーへの交換を行ってもらうことができますが、マフラーからの排気漏れは燃費性能・快適性に直結する重要問題のひとつです。

その他の軽自動車よりも高値傾向にある「スズキ ツイン」を買って嫌な思いをしないためにも、購入前にはしっかり排気漏れの有無とリコール対策の確認をされることをおすすめいたします。

また、ハイブリッドモデルであるEC22S型ツインは「イグニッションスイッチの不具合」がリコールとして届出されています。

この不具合内容は、スイッチ内部のグリスの材質が炭化しやすいものとなっているため、発熱・出火の原因となる恐れがあるという危険なものとなっています。

EC22S型ツイン自体が少ないものの、それなりの出火トラブルが国土交通省に届出されているだけに、EC22S型ツインの購入を検討されている方は整備記録簿のチェックを含め慎重に見極める必要があります。

今となってはもう二度と出てこない遊び心あふれるクルマだけに、十分なチェックを踏まえて購入計画を立てることが「スズキ ツイン」を購入する上での賢い選び方と言えるでしょう。




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