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ダイハツ ウェイク基本情報
販売期間 | 2014年11月- |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 5ドア軽トールワゴン |
エンジン | KF-VE型 658cc 直3 DOHC DVVT KF-VET型 658cc 直3 DOHC DVVT インタークーラーターボ |
駆動方式 | FF/4WD |
最高出力 | 52ps/6,800rpm(N/A車) 64ps/6,400rpm(ターボモデル) |
最大トルク | 6.1kgf·m/5,200rpm(N/A車) 9.4kgf·m/3,200rpm(ターボモデル) |
変速機 | CVT |
サスペンション | 前:マクファーソンストラット式 後:トーションビーム式(FF)・3リンク式(4WD) |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,835mm |
ホイールベース | 2,455mm |
車両重量 | 900-1,060kg |
ダイハツの屋台骨を支える主力層に成長した「ダイハツ タント」を上回る軽トールワゴンを目指し、「タントの上行くクルマ→うえいく→ウエイク」という冗談交じりのネーミングを持った「ダイハツ ウェイク」。
ネーミングこそジョーク交じりのものですが、室内高1,455mmという軽自動車界最大の室内空間を実現し、大人4人が余裕を持って座れるだけの広々とした車内空間が自慢となっています。
SUV風のフロントマスクと1クラス上のBOXカーに近い風格を持ち、遊び心と実用性の高さが若年層を中心に支持を集めています。
今回は、軽自動車最大の車内空間をウリとした快適派マシン「ダイハツ ウェイク」についてご紹介させて頂きたいと思います。
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ダイハツ・ウェイクはタントよりも遊び心を前面に出したクルマ!
https://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20141126-20102288-carview/
全高1,835mmという高さを持った「ダイハツ ウェイク」は、現行軽トールワゴン車の中では文句なしの大型トールワゴン車です。
しかし、その車体サイズを活かした居住性・積載性といった実用性ばかりを追求したモデルではなく、オプション装備の「ジョイントクッション」や両側スライドドアなどの装備がデザイン性と実用性を調和させている点にご注目。
後部荷室だけで90リットルという大容量も特筆モノですが、鉄の塊感を強調したフロントバンパーなどとのギャップも楽しく、ハイトールワゴンに長けたダイハツらしい遊び心が光る一台です。
実用性満点のビッグボディと見ているだけでわくわくする個性的なルックスは、「ダイハツ ウェイク」を所有する上でもっとも大きなセールスポイントだと言えるでしょう。
ダイハツ・ウェイクは広さと高さを活かした快適な空間が魅力!
「ダイハツ ウェイク」はタント比で60mmもシートが高く設定され、広々とした車内から見下ろすような広い視認性を与えられています。
この視認性はミニバンクラスと遜色ないレベルであり、ドライビングポジションも足を投げ出してゆったり寛げる十分な空間を確保している点は「素晴らしい!」の一言に尽きます。
さらに車内の快適性を高めるために吸遮音材をドア・ボディに採用し、高級サルーン並みの静粛性を確保している点も見逃せないポイントのひとつです。
若者向けのオーディオカスタムなど、様々なカスタムの可能性も示唆しており、「ダイハツ ウェイク」は今後の軽自動車界を動かす注目モデルのひとつと言えます。
ダイハツ・ウェイクは走らせ方に割り切りが必要?
居住性・快適性・デザイン性の高さが光る「ダイハツ ウェイク」ですが、軽自動車クラス最大の車内空間の代わりに車体重量という大きなハンデを抱え込んでいるモデルでもあります。
最軽量のベーシックモデルですら990kgという重さであり、最上位グレードの「ウェイクG 4WD」に至ってはトン超えの1,060kg。
その重さと腰高な重心の関係上、N/Aモデルの最高出力52psは平地では十分ですが、起伏の激しい道では苦しさを露呈することも多々あります。
また、「タント」などと比べてもハンドリングは重めで反応が遅い傾向にあるため、スポーツ走行は完全に不向きと言ってよいでしょう。
さすがに軽自動車のトップランナーであるダイハツらしい一定水準の性能ではありますが、この点については完全にオーナーの割り切りが必要と言えます。
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ダイハツ・ウェイクはリヤアクスルからのオイル漏れに注意
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/
そのビッグボディと遊び心あふれるデザイン性の高さが魅力の「ダイハツ ウェイク」ですが、残念ながら工業製品である関係上、リコール問題が全くないというわけにはいきませんでした。
昨年2016年7月19日、ダイハツ・ミラなどを15車種を対象にした大規模サービスキャンペーンの中に、対象台数は不明ながらこのウェイクも含まれており、「ダイハツ リコール隠し騒動」疑惑渦中の一台となっています。
その内容はリアアクスルのデフオイルを封入するオイルシールの材質・形状の不具合により、シール部の消耗度・追従性不足が起こり、その結果密封性が低下しデフオイルが漏れ出す恐れがあるというものです。
ダイハツからの公式発表によると、対象車両は平成26年10月20日~平成26年12月26日までに生産されたLA710S-0000060~LA710S-0003580番までの車両となっています。
これをそのまま捉えると、実に3,520台ものウェイクが対象となり、あなたが所有しておられる車両・これから購入を考えている車両があてはまる可能性は非常に高いと言えるでしょう。
もし未対策であれば、早急にディーラーで改善対策済みパーツへの交換を受けることをおすすめいたします。
また、中古車であれば整備記録簿との照合を行い、納車前にこの不具合に関する保障の取り決めなどをしておきたいところ。
発売開始からまもなく3年目を迎えるウェイクは、今後ますます販売台数が伸びることが予想される注目株のひとつです。
それほどよく出来たクルマであることは確かですので、買って後悔しないためにもこのサービスキャンペーン対策が取られていることをしっかり確認し、快適な走りを保障してもらうよう心がけましょう!
(※ダイハツによるプレスリリースはhttps://www.daihatsu.co.jp/info/recall/99244.htmを参照。)
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