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スズキ 3代目ジムニー JB23型基本情報
販売期間 | 1998年10月 – |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 3ドアワゴン |
エンジン | K6A型 658cc直3 ICターボ |
駆動方式 | FR/パートタイム4WD |
最高出力 | 64ps/6,500rpm |
最大トルク | 10.8kgf·m/3,500rpm |
変速機 | 5速MT / 4速AT |
サスペンション | 前/後: 3リンクリジッド+コイル式 |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,680-1,715mm |
ホイールベース | 2,250mm |
車両重量 | 970-1,000kg |
生産台数 | 25万8736台 |
1998年に軽自動車規格の改正に伴い、フルモデルチェンジとなった「スズキ ジムニー」。
JB23という新たな型番を与えられ、国産軽SUVとしては前代未聞のロングセールスを達成することになりました。
細部のマイナーチェンジはあるものの、驚くべきことに2017年現在まで基本設計を変えずに販売が継続され、48年ものロングランを続けている国産軽SUVきっての長寿モデルとして根強い人気を維持しています。
今回は、年々規制が強まる中、現代的な進化を続けてロングセールスを誇る「JB23型 3代目ジムニー」についてご紹介させて頂きたいと思います。
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スズキ・JB23型ジムニーは歴代ジムニーの伝統と現代的な装備で進化!
3代目に世代交代するまで、実に17年もの歳月をかけてきた「スズキ ジムニーシリーズ」は、発売当初からオフロードを走ることに特化した軽SUVのスペシャリストマシン。
それだけに、多くのファンが3代目ジムニーになったことで仕様変更に注目していましたが、ラダーフレーム+リジッドサスという基本構造は変わらぬままで登場し、新旧ファンを安堵させたことは記憶に新しいところです。
それでいながらフレームとサスペンションは完全新設計で見直しが図られ、オンロード志向に衝撃吸収性などの強化が施されています。
初代ジムニーはオフロード専用車両といった色合いが濃いモデルでしたが、2代目でオンオフ兼用の本格的軽SUVに生まれ変わり、そのDNAが現代的な装備の数々でさらに進化を遂げています。
この3代目ジムニーでは幌モデル・バンモデルは廃止され、乗用車区分の5ナンバー仕様車のみの展開となりましたが、現代的なワゴンSUVといった形になっている点が最大の特徴だと言えます。
スズキ・JB23型ジムニーはコンパクトカーと同等の乗り心地が大きな魅力に!
3代目ジムニーとなってからのもうひとつの特徴は、1,300ccクラスのコンパクトカーと比べてもひけを取らない乗り心地・操縦性の良さです。
この3代目ジムニーのシート素材は、コスト軽減のためにビニール素材を使用した廉価仕様ではあるものの、シートヒーターの実装と蒸れにくい仕上げでロングドライブ時の快適性をしっかりキープ。
新設計のラダーフレームとフローティングボディとの組み合わせも良好で、高速走行時の衝撃吸収性・車内の静粛性の高さは軽自動車離れした高い水準である点は高く評価できるポイントと言えます。
特に2003年発売のJV23-4型以降のモデルでは、低速トルクの見直しが図られ粘り強さとシフト操作性が大きく向上し、排気量差による細かいフィーリングさえ除けば、コンパクトカーで通用するほど見事な乗り心地です。
シリーズ通算28年目にして、歴代最高の乗り心地をものにした3代目ジムニーは、コンパクトSUVよりも魅力的なクルマとしての基本性能を持ったマシンと言える存在です。
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スズキ・JB23型ジムニーはレジャー使いにも優れた守備範囲の広いクルマ!
2017年現時点において、スズキの軽SUVの人気どころとしてはハスラーが有名になりましたが、3代目ジムニーはハスラーに見劣りしないほどの「遊べる軽自動車」です。
特に秀逸なのがギア比の高さで、オフロードマシンとして作られた初代ジムニー同様、荒れ果てたガレ地でも力強く走破できるパワフルさが身上となっております。
後部荷室の形状も縦に伸びたスクエアな空間がキープされており、キャンプセットとバーベキュー機材を積み込んでも余裕十分。
オートキャンプには十分すぎるほどの適性を持っており、アウトドアを楽しみたい方にとって満足度の高いクルマと言えます。
スズキ・JB23型ジムニーは特別仕様車「ランドベンチャー」が狙い目!
2017年現在まで販売を続けているロングセラーモデルだけあり、「スズキ ジムニー」は中古車として探す場合でも玉数豊富な車種ですが、現在中古車で購入を考えておられる方にはお買い得な狙い目モデルがあります。
それはこの3代目ジムニーの特別仕様車として、2001年から2009年まで生産されていた「ジムニー ランドベンチャー」です。
この特別仕様車は、毎年春(2002年を除く)に発売される限定生産車的な色合いが濃いモデルで、サイドアンダーガーニッシュとバンパーが変更されたスタイリッシュな仕様となっております。
SUV好きの方にとってはたまらないほど刺激的なルックスである上、特別仕様車として大切に乗られてきた車両が多く、その他のJV23型と比べても良好な車両が多く安心して購入することができます。
2014年には5年間の沈黙を破り、「クオーレモージュ」という新素材を使用したシート素材を採用し、より快適性を高めたことで評判を高めました。
3代目ジムニーは、初めて軽SUVを購入される方・ホビー志向で遊べるクルマをお探しの方にとって、現行販売車種よりもコストパフォーマンスに優れたおすすめモデルだと言えます。
中古車相場をカーセンサーでみてみましょう♪
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