スズキ ハスラー(MR31S/MR41S)は軽で人気のクロスオーバーSUV

スズキ ハスラー基本情報

販売期間2014年1月-
乗車定員4名
ボディタイプ5ドアトールワゴン型クロスオーバーSUV
エンジンR06A型 658cc 直3 DOHC 吸排気VVT
R06A型 658cc 直3 DOHC 吸気VVT ICターボ
駆動方式FF/4WD
最高出力52ps/6,500rpm(N/A車)
64ps/6,000rpm(ターボ車)
最大トルク6.4kgf·m/4,000rpm
9.7kgf·m/3,000rpm
変速機5速MT/CVT
サスペンション前:マクファーソンストラット式
後:I.T.L.式
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,665mm
ホイールベース2,425mm
車両重量750-860kg

スズキの軽自動車としての先輩にあたる「スズキ Kei」のクロスオーバーSUVというスタイルを継承し、トールワゴンの積載性とSUVの運動性能を兼ね備えたマシンとして開発されたのが、2014年にデビューした「スズキ ハスラー」。

鳥山明の代表作「Dr.スランプ アラレちゃん」や、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」をイメージキャラクターに抜擢し、CMを大々的に行った営業戦略で近年稀に見る大ヒットとなりました。

経済性と積載性を重視した近年の軽自動車の枠に捉われず、ポップさと自由さを感じさせるスタイリングと高い実用性が光るアクティブさが光る軽クロスオーバーSUVです。

今回は、2014年の「グッドデザイン賞」と2つの「カーオブザイヤー」を獲得した実力派クロスオーバーSUV、「スズキ ハスラー」について解説させて頂きたいと思います。

スポンサーリンク


スズキ・ハスラーは惜しまれつつ生産を終えたKeiの後継モデル


http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/

デビューイヤーの2014年、伝統の「グッドデザイン賞」と「日本自動車カーオブザイヤー」、「RJCカーオブザイヤー」と3つの大賞を獲得してみせた「スズキ ハスラー」。

全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,665mmの車体サイズを持ち、軽自動車としてはかなり風格のある車体が自慢ですが、柔らかなカーブを描くポップなスタイリングが女性を中心にウケています。

このハスラーのルーツは、2009年に後継モデルがないまま生産を終了した同社のクロスオーバーSUV「スズキ Kei」。

Keiの復活を望むファンの声を聞いた鈴木修会長の英断により、改めてクロスオーバーSUVの需要を見直した上での開発が行われた逸話の持ち主でもあります。

Keiのシンプルで剛直なデザインから一新し、ライバルであるダイハツ車やローバー・ミニといった懐かしさを感じさせるルックスへと生まれ変わり、軽自動車らしからぬ遊び心あふれるルックスが自慢となっています。

スズキ・ハスラーは現代版ジムニーとも言うべき運動性能の高さが魅力


http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/styling/

こうして世に出ることになった「スズキ ハスラー」は、5代目ワゴンRと共通のシャーシを採用し、同社のオフロードマシンの代表格・ジムニーの開発チームを交えた入念な検証の下で開発が進められました。

「スズキ Kei」の反省点を活かし、ポップなデザイン性とワゴンRの軽トールワゴンとしての積載性、ジムニーのウリであったシーンを選ばない運動性能を融合させ、SUVらしい力強さも感じさせる姿に具現化させることに成功しています。

見ているだけで楽しくなるルックスもさることながら、その真価は走りにこそあり。

オーバーハングが短いハスラーのボディは、若干柔らかめのフロントサスとスタビライザーを採用し、幅広で大柄な車体のロールを抑える絶妙なバランス性能が付されています。

さらにN/A車52ps・ターボ車64psという出力は、ハスラーの大柄な車体に見合った加速力を発揮し、オン/オフを問わない安定した走破性の基盤となっています。

特に4WDのターボモデルは、ハスラーのクロスオーバーSUVとしての実力が遺憾なく発揮されており、ターボエンジンによるパワフルな加速と4WDならではの踏ん張りが効き安定感の高さが感じられる素晴らしい仕様と言えます。

現代版ジムニーとも言えるほどの運動性能を持った「スズキ ハスラー」は、スズキの新しいクルマ作りへの取り組みを内外に示したポップさとアクティブ感をウリにした一台です。

スポンサーリンク


スズキ・ハスラーは自分好みのカスタム&チューニングが楽しめるクルマ


http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/fun/

心がウキウキするようなポップなルックスと、ジムニーに匹敵する運動性能の高さを持った「スズキ ハスラー」。

これだけでも「カーオブザイヤー」などのビッグタイトルを受賞した実力の程が分かりますが、最大の魅力は何と言ってもスズキによる多彩なアクセサリー展開。

「スズキ ハスラー」は、メーカーであるスズキ自身が「遊べる軽」というキャッチフレーズで大々的に宣伝しているイチオシ車種となっており、車両カタログ全72ページのうち実に39ページがオプション装備。

これほど豊富なオプションが展開された軽自動車は過去になく、中にはSUVボディを活かしたキャンプキットといったものまでリリースされており、デカールなど内外装を問わない自在性が楽しめます。

また、ハスラーの2015年モデルからは新開発グローバルエコシステム「スズキグリーンテクノロジー」を採用し、全グレードが「平成27年度燃費基準+20%」という驚異的な燃費性能を実現。

このエンジンの品質の高さは耐久性にも現れており、ターボエンジンのチューンドカーが静かに人気を集めています。

ルックスよし、使い勝手よし、オーナー満足度よし。

これ一台でクルマの楽しさを全て満喫できる「スズキ ハスラー」は、これからのスズキの大看板を背負って立つに相応しい実力を持った「遊べる軽」です。

カーセンサーで中古車相場をみてみましょう♪

スポンサーリンク

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

スズキ アルトワークス HA12S&HA22Sは新規格軽スポーツの先駆け

スズキ 8代目アルト(HA36型)は旧車デザインがスタイリッシュな実用軽

エブリイ(DA17)は多機能性と積載性能が高い軽箱!

ジムニーJB23型は3台目で熟成した軽クロカンベストセラーモデル

スズキ パレット(MK21S型)は軽自動車初のスライドドア採用の軽トールワゴン

スズキ スペーシアは広さが魅力のパレットの後継モデル