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スズキ Kei基本情報
販売期間 | 1998年10月 – 2009年9月 |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 3&5ドアハッチバック |
エンジン | F6A型 657cc 直3 DOHCターボ |
駆動方式 | FF&4WD |
最高出力 | 54~64ps |
最大トルク | 6.3~10.8kgf·m |
変速機 | 5速MT / 3速&4速AT |
サスペンション | 前:ストラット式 後:I.T.L.式 |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,525-1,595mm |
ホイールベース | 2,360mm |
車両重量 | 660-830kg |
生産台数 | 35万1000台 |
平成10年に軽自動車規格が改定されたことを機に、「新基準の軽自動車」として新たに作られたのが「スズキ・Kei(ケイ)」です。
最低地上高を高く設定することで走破性を高めたクロスオーバーSUVとしての作りが特徴で、2000年以降は5ドアハッチバックモデルのみが販売されるようになりました。
同社の稼ぎ頭である「ワゴンR」とセダンの中間的な車内空間を大きなウリとしており、走破性とルックス・ラゲッジバランスの取れたコンパクトカーとして人気を博しました。
今回は、「シボレー クルーズ」や「スイフト」を生み出した軽自動車クロスオーバーSUVの走りである「スズキ Kei」についてご紹介させて頂きます。
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スズキ・Kei(HN型)はジムニーに代わるオフロード走行が楽しめるアクティビティカー
http://www.goo-net.com/car/SUZUKI/KEI_WORKS/ABA-HN22S.html
スズキのSUVと言えば、「ジムニー」の人気は不動のものとされていましたが、「スズキ Kei」の登場は趣味性の高いSUV派と実用性重視のワゴン派の垣根をなくし、多くのファンを開拓することに成功しました。
シート位置をセダンよりも高めに設定したKeiの作りは、ワイドな視野と乗り降りしやすい快適性にもつながり、FF仕様車でも軽快なアクティビティを楽しめる作りが大きな魅力です。
全11年に及ぶ生産期間の中で、5種類のエンジンバリエーションを展開し、素軽い走りと車体重量660kgという軽さを持ち、軽自動車らしい運動性能の高さも人気の一因と言えます。
また、上位グレードの「Kei X」と「Kei S」にはブレーキアシスト機能付きのABSも標準採用化されており、コンパクトながらも確かな制動性能が与えられた点も大きなポイントと言えます。
スズキ・Kei(HN型)はジムニーとワゴンRの長所を採用した利便性の高さが魅力
http://catalog.carsensorlab.net/suzuki/kei/
「スズキ Kei」のスタイリングは、車体ノーズとボディを明確に分けた2BOXタイプとなっており、居住性の高さも魅力のひとつです。
最低地上高も185mmと高く、セダンモデルよりも高い視界は、走行時の安全性を高める上でも大きなポイントとなっています。
また、KeiはワゴンRとセダンの中間に位置する「クロスオーバーSUV」としての性格を全面に出しており、悪路走破性と居住性をジムニーとワゴンRから受け継いだ欲張りなモデルと言えます。
それぞれに特化した前両者ほど飛び抜けたものではありませんが、「軽自動車」というライト志向のクルマにこの良いとこどりはスマッシュヒットとなり、その後11年にも及ぶロングセラーを支える屋台骨となりました。
2009年の生産終了後、復活を熱望するファンの声が高まったことにより、「スズキ自動車」の会長である鈴木修氏が「ハスラー」の開発を決定したことは余りにも有名な逸話です。
未だ根強い人気と固定ファンがついていることから、2017年現在も新品パーツの供給量は安定しており、これから先も長く乗れる安心感がKeiの魅力のひとつと言えるでしょう。
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スズキ・Kei(HN)は多くの派生車種を生み出した汎用性の高さが魅力
http://minkara.carview.co.jp/userid/647325/car/553068/profile.aspx
「スズキ Kei」の特徴のひとつとして、派生モデルの多さを挙げることができます。
アメリカのジェネラルモーターズの「シボレー アストロ」風のルックスを持った「シボレー クルーズ」、「初代スイフト」などはその典型的な例です。
Keiのスタイリングをそのまま継承したモデルとしては、スズキの軽自動車として高い人気を誇っていた「アルトワークス」の生産終了後に発売された「Keiスポーツ」、ホットハッチと専用の足回りを与えられた「Keiワークス」があります。
専用サスとエアロパーツを装着したKeiスポーツは軽自動車チューンのベース車両としても人気が高く、峠などでは未だにKeiスポーツの愛好家が多く見られます。
KeiワークスはKeiスポーツよりもハードな足回りと、165/60Rのタイヤによる高い路面追従性が武器となっており、こちらも走り屋を中心に人気の高いモデルとなっています。
軽自動車としては異例のバリエーション展開を見せたKeiですが、その構成部品の多くが共有されている点がサービス性の高さにも繋がっており、中古車で購入しても修理費・維持費が安くすむ安心モデルのひとつとして定評があります。
スズキ・Kei(HN)は玉数豊富!中古車選びは思い切りワガママを言ってよし!
http://www.webcg.net/articles/-/17184
11年間でシリーズ累計30万台を超えるセールスを記録しただけあり、「スズキ Kei」は中古車市場でも玉数が豊富なモデルのひとつです。
走行距離などによって販売価格も様々ですが、玉数が多いことからかなり価格交渉が利き、じっくり構える姿勢を見せればかなり有利な条件で購入することが可能です。
Keiスポーツ・Keiワークスといった派生モデルはややお値段も高めですが、足回りのチェックをしっかり行う様子を見せると、かなりいい確率で値引き交渉もできます。
スズキというメーカー自体が耐久性・エンジンの信頼性をウリにしたメーカーであるため、走行距離5~6万km程度までであれば十分実用に耐えられる点も魅力のひとつ。
中古車購入・買い替え・下取りなどの場合でも、多少強気でも交渉できるネームバリューのよさこそが、「スズキ Kei」最大の武器と言えそうですね。
カーセンサーで中古車相場をみてみましょう♪
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