スズキ

スズキ マイティボーイは軽自動車初のピックアップトラック




スズキ・マイティボーイ基本情報

販売期間 1983年2月 – 1988年1月
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアピックアップトラック
エンジン F5A型 543cc 直3 SOHC
駆動方式 FF
最高出力 28ps/6,400rpm
最大トルク 4.2kgf·m/3,500rpm
変速機 5速MT / 3速AT
サスペンション 前/後:ダブルウィッシュボーン
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1,290mm
ホイールベース 2,150mm
車両重量 520kg
生産台数 2万3000台

「鈴木自動車工業」という名称で軽自動車を販売していた1980年代、スズキにとって大きな転換期となった2代目セルボをベースに開発された2ドアピックアップトラック「スズキ マイティボーイ」。

2代目セルボの後方ルーフを取り払ったかのような思い切ったデザインを採用し、リア部をピックアップトラック化した軽トラックというジャンルの中でも異彩を放つ一台です。

軽トラックと言えば商用車という固定観念があった80年代当時、セルボの運動性を持ったおしゃれなピックアップトラックという位置付けで登場したマイティボーイは、新車販売価格45万円という低価格で若者層をターゲットに販売が展開されました。

2015年の東京モーターショーでは、このマイティボーイの名をもじったコンセプトモデル「マイティデッキ」が展示され、近々復活するのでは?といった噂が真しやかに流れています。

今回は、80年代のスズキ車の独自性を物語る「スズキ マイティボーイ」についてご紹介させて頂きたいと思います。

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スズキ・マイティボーイは個性が光る面白ピックアップトラック!


http://www.rs-watanabe.co.jp/category/userphoto/suzuki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4/

1983年のデビューから1988年に生産終了を迎えるまで、わずか2万3,000台の販売となった「スズキ マイティボーイ」。

80年代の軽自動車としては驚異的なリッター29.7km(※カタログ値)を記録し、セルボの直線基調のボディラインを活かしたスタイル自慢のピックアップトラックという位置付けで開発されました。

雰囲気としては若者向けのカジュアルさがハイライトされているのが特徴で、荷台サイズが660mmと小さめなのはその裏返しとも言えます。

積載物を多数積み込むことはできないものの、520kgという軽さに550ccのエンジンを搭載し、4速MT・2速AT仕様の3タイプ体制で独自のカラーを打ち出しています。

後には5速MTがラインナップ化しており、初期型の最高出力28psから31psにまでパワーアップし、意外に軽快なドライビングが楽しめる不思議な個性を持ったマシンと言える存在です。

スズキ・マイティボーイは居住性に優れた個性派トラック?


https://matome.naver.jp/odai/2143393998995154201

2代目セルボをぶった切ったようなキャビン形状の「スズキ マイティボーイ」は、軽トラックとしては異例の車内空間の広さを持った一台です。

さすがにシートを倒しきって寝転ぶことは不可能ですが、足を前方に投げ出して気楽に乗れる居住性は非常に気楽で開放感があり、田舎暮らしで農業を…と計画中の方にはまたとない相棒になってくれることでしょう。

全長660mmと短めの荷台は、大きな積載物を積み込むには不便ですが、意外に深さがあって工夫次第では様々なものを積み込むことも可能です。

タイヤサイズが10インチのバイアスを採用しているため、スポーツ性・コーナリング性に関して多くを望むことはできませんが、乗っていて楽しくなる個性派トラックであることは確かです。

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スズキ・マイティボーイの購入時は足回りを要チェック!


http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-df-9e/fire_bird68s/folder/236652/10/4215310/img_0?1248434297

その独自性の強いフォルムから、現在の「スズキ マイティボーイ」はマニアックな人気で高値取引も多い車種のひとつです。

そうした中古車の多くは、前オーナーがそれなりに手塩にかけてメンテナンスした車両が大多数となっているのですが、注意したいのはズバリ足回り。

前・ストラット+コイルスプリング、後・リジッドアクスル+半楕円リーフスプリングという特殊なサスペンション(平たく言えば「板バネタイプ」という事になります)を採用していたマイティボーイは、ポン、ポン、ポン…と弾むような乗り味が特徴。

この純正足回りは好みがはっきり分かれますので、オーナーの好みによってサスペンションを変えるのがマイティボーイの定番チューンとなっています。

もしあなたがこれからマイティボーイを購入される際は、試乗して乗り心地を試した上でしっかり検討し、好みに応じてサス変更車両などを視野に入れながら探されることをおすすめいたします。

現在、「スズキ マイティボーイ」の中古車価格は18~88万円。

程度状況で大きく価格が変動する上、車両自体が稀少化しているため選択肢が少ないのが難点ですが、妥協せずに長い目で見ていけばお買い得車両と巡り合える可能性は決して低くはありません。

スズキ・マイティボーイの新型は果たしてデビューできるのか?

最後に、復活が囁かれている新型マイティボーイの噂についても触れておきましょう。

この新型マイティボーイの登場が囁かれるようになったのは、2015年の「東京モーターショー」でお披露目されたコンセプトモデルの「マイティデッキ」に端を発します。

スズキ ハスラー」に近いポップなデザインを採用し、後部トランクを開放型にしたような独自のスタイリングと、「マイティ」と冠されたことで後継モデルとの噂が流れるようになりました。

スズキの歴代コンセプトカーはかなり高い確率で市販化される傾向にありますが、現在のハスラーの市場人気を考えると競合する「マイティデッキ」が市販化されるのは2年ほど後になるものと予想されます。

はっきりと断言はできませんが、「マイティデッキ」の市販化が発表された際には、この個性的な味付けのマイティボーイはより高額化する可能性も高いため、気になった方はなるべく早めに当たりをつけておいた方が無難です。

さすがに30年以上前のクルマということもあり、気長に車両探しする必要がある「マイティボーイ」ですが、日本全国の愛好家の支持率は非常に高いものがあり、リセールバリューの面でも安心できる面白い存在です。

この独自のルックスで健気に走る働き者をパートナーに、日曜菜園などで健康的に楽しむというのも味わい深いものがあるのではないでしょうか。

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