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ダイハツ テリオスキッド基本情報
http://u-catch.daihatsu.co.jp/catalog/TERIOS_KID/MODEL__199810/index.html
販売期間 | 1998年10月 – 2012年5月 |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
エンジン | EF-DEM型 659cc 直3 DOHC ターボ EF-DET型 659cc 直3 DOHC IC付きターボ |
駆動方式 | FR/4WD |
最高出力 | 64PS/6,400rpm |
最大トルク | 10.9kgf·m/3,600rpm |
変速機 | 5速MT / 4速AT |
サスペンション | 前/後:ダブルウィッシュボーン |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,675-1,740mm |
ホイールベース | 2,420mm |
車両重量 | 960-990kg |
生産台数 | 17万3526台 |
1998年、兄貴分にあたる1,300ccエンジン搭載の「テリオス」の弟分として同時デビューを果たしたのが「ダイハツ テリオスキッド」です。
当時としては軽自動車初となるフルタイム4WD仕様の5ドアSUV車としてデビューし、快適な居住性と運動性で売り上げに大きく貢献しました。
軽自動車は販売価格を抑えるため、ある程度足回りの剛性を犠牲にするケースが多々見られますが、テリオスキッドは足回りを重視し、本格的なオフロード走行にも耐えられるタフさが身上となっています。
今回は、軽自動車販売台数日本一の座を奪取することに大きく貢献した「ダイハツ テリオスキッド」についてご紹介させて頂きたいと思います。
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ダイハツ・テリオスキッドはツインカムターボと縦置きエンジン搭載の本格的SUV!
http://www.carsensor.net/catalog/daihatsu/terios_kid/F001/M001G003/
90年代に「スズキ ワゴンRシリーズ」が開拓したミニワゴンブームは、後の軽自動車業界に大きな影響を与えました。
これは「ダイハツ テリオスキッド」においても同様で、全ラインナップが縦置きツインカムターボエンジンとなっている点が話題を呼びました。
車体後部にスペアタイヤを標準装備し、最大トルク10.9kgf•m/3,600rpmと低速時の太いトルクが特徴で、軽自動車ながらもSUVとして本格的な出力仕様となっています。
また、軽自動車では唯一の「センターデフ付きフルタイム4WD」であり、雪国でも常用できる抜群の走破性がテリオスキッド最大の魅力と言えます。
ダイハツ・テリオスキッドは軽自動車離れした足回りがウリ!
http://u-catch.daihatsu.co.jp/catalog/TERIOS_KID/MODEL__199810/index.html
「ダイハツ テリオスキッド」がこれほど高く評価された理由は、軽自動車とは思えないほど高い剛性の足回りです。
シートの小ささやエンジンからの振動感は、軽自動車そのものでしたが、走り出してからの衝撃吸収性は他の軽自動車の追随を許さないものがあります。
特に未舗装路などで多い路面からの突き上げに非常に強く、ギャップをものともしない安定感はテリオスキッドの大きな持ち味と言えるでしょう。
徐行運転時はターボエンジンの特性上やや苦手ですが、常用回転域では滑らかな吹け上がりを見せ、2,420mmというホイールベース以上のクイックな運動性も披露してくれます。
舗装路ではやや固めに感じることもありますが、高速道路やコーナリング性能は軽自動車としてはずば抜けたものがあり、中古車として購入しても信頼性が高いダイハツきってのタフマシンです。
ダイハツ・テリオスキッドは広々とした車内空間が魅力!
2012年に生産を終えて久しいテリオスキッドですが、車内空間の広さは間違いなく軽自動車ではトップクラス。
その証拠に、2017年現在まで販売を続けている現行「スズキ ワゴンR」の車体サイズは、全長3,395mm×全幅1,475mmとテリオスキッドと全く同じサイズ。
特に後部座席の居住空間の広さはファミリーカーとしてもハイレベルで、大量の買出しなど主婦層の足として未だに根強い人気を誇っています。
積載性能の高さにはケチの付け所がないほどで、実際にバーベキューなどを好むアウトドア派の方からも人気が高いモデルとして知られています。
このことから、「ダイハツ テリオスキッド」はアクティブにクルマを楽しむ方向けの遊び心満載SUVと言えます。
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ダイハツ・テリオスキッドはFR仕様車も独特の面白さアリ!
フルタイム4WDという仕様に注目が集まりがちなテリオスキッドですが、FR仕様車も独特の面白さがあります。
軽1BOXカーと言えば、スポーツ走行はそれほど得意としないような印象がありますが、上位グレード「テリオス」と共通の車体はステアリング剛性と高い路面追従性を持っています。
高速域でも正確にラインをトレースすることができ、ドリフトによる横Gの中でも不安を感じさせないほどボディが良くできているため、現行の1BOXカーと比べても全く見劣りしないレベルです。
さすがに排気量・パワーに制限のある軽自動車のため、テリオスキッドは高速道路ではややパワー不足を感じさせますが、それ以外の場面では敵なしと言えるほど。
クイックな操作感も楽しめ、ターボエンジンによる爽快な中速域での走りが楽しめるテリオスキッドは、スポーツ走行も楽しめる欲張りマシンと言えるでしょう。
ダイハツ・テリオスキッドは車体がエンジンに勝ったタフさが武器です!
販売開始から生産終了まで、一貫して縦置きレイアウトを維持し続けた「ダイハツ テリオスキッド」。
車体ベースが1,300ccモデルであるため、そのボデイ剛性の高さは軽自動車クラスでは無双のもので、ダイハツの軽自動車部門での業績に多大な貢献をした名車と言える存在です。
内装類は軽自動車としては標準的な作りですが、質実剛健を地でいくような作りのよさは、現行の軽自動車に勝るとも劣らないクオリティの持ち主です。
実際、北海道などの寒冷地ではワゴンR以上の人気があり、悪路を屁とも思わない走破性の高さ・耐久性の高さで抜群の信頼性を誇っています。
2012年に惜しまれつつ生産を終えてしまいましたが、中古車市場でもまだまだ安定した人気を維持しており、オーナー満足度の高さが安定人気の秘密と言えるでしょう。
走行性能とタフさでは頭ひとつ抜けた存在であり、初めてのファミリーカーとしてもおすすめできる一台です。
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